キッチンでは気持ちよく家事に専念できるように照明にはこだわりたいものです。
料理や洗いものを行う調理台を明るく照らすことで味覚を敏感にすることができますし、さらに清潔感をも演出することができます。
キッチンでの調理がしにくいと感じているなら、手元が暗いのかもしれませんし、ひょっとしたらキッチン全体の照明が原因かもしれません。
ぜひ、照明を見直して明るいキッチンで家事を楽しみましょう。
白い布セードが印象的な5灯LEDシャンデリア GCH001-5SD 引掛けシーリング
昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれます。
目次
キッチンの天井はシーリングライトですっきりと
キッチン全体と手元の明かりは、使い方によってさまざまな方法が考えられます。
まず、キッチンの天井面をすっきりと見せたいなら、薄型か埋込タイプのシーリングライトを選ぶようにするのがポイントです。
また、キッチンは、家族の健康を作る上で大事な役目を果たす「食」を作る場です。
包丁で野菜を切ったり、食器洗いをしたりと、家の中で最も作業の多い空間もキッチンですから、細かい作業が苦にならないよう、できるだけ効率良く進められるようにしたいものです。
そのためにもキッチンの照明は重要で何より大切なのは、流し台などの作業する場所をしっかりと明るくすることが求められます。
どのくらいの明るさが必要かというと、状況によりますが、目安は「気持ち明るめ」くらいがおすすめです。
シンプルな華やかさを追求したシャンデリア
昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれる癒やしと、シャンデリア特有の派手さを抑えたシンプルかつ上品で大人っぽい雰囲気にします。
キッチンのシーリングライトは電球色に! 手元灯は昼白色に!
電球色の光は温かな雰囲気をかもし出してくれるので、キッチン全体を照らすシーリングには電球色の光がおすすめです。
ただ、天井に設置したシーリングライトだけでは手元が暗くなりがちなので、手元灯を設置するなどして、十分な明るさを確保できるようにしましょう。
また、調理台での作業には昼白色などの白い光で手元を明るく照らすほうが格段に使い勝手がよくなります。
実は明るいほうが味覚に敏感になる、さらに白い光にするとその感度が上がると言われているので、手元にはぜひ、蛍光ランプやLEDなどの白色光を用いた器具を使用するといいでしょう。
その上、白い光なら汚れもすぐにわかるので清潔にしたい水回りには最適です。
ただ、手元灯がまぶしいと感じるようなら、遮光カバー付きの器具にしましょう。
磁器ペンダントライト直径φ12.5cm 引掛シーリング MPN21 MPN21D
昼と夜と違った表情で楽しむペンダントライト。ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
明るさが足りない時は?
調理台の隅がどうしても暗くなってしまう、影ができて暗いと感じた時は、小型のスタンド器具を設置するといいでしょう。
キッチンには食品のストックや調味料スペースがあると思いますが、ここも明るくすることで整理しやすくなります。
キッチン空間の雰囲気も良くなり、家族と一緒に料理するような時にもスムーズに調理だけでなく会話も進むのでおすすめです。
LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライト MPN06
ミニマルな円筒形でオプティカルパーツがワンポイント。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
キッチンのシーリングライトで調理を楽しむ!
天井につけるシーリングライトはオレンジ色の電球色がおすすめです。電球色はおいしい料理をよりいっそうおいしそうに見せてくれるので、それだけで毎日の調理が楽しくなります。
キッチンの間取りには「独立型」や「オープン型」などがあります。
どう違うかというと、言葉通り、キッチンとダイニングの間に壁を設けて独立した間取りにすれば「独立型」となり、一体型にすれば「オープン型」となります。
それでは「独立型」と「オープン型」の場合、どんなところに注意して照明を設置すればいいのかを見ていきましょう。
ごつごつとした工業的なデザインが印象的なソケット型 ペンダントコード
真鍮の削り出し加工でつくられ重厚感があります。凹凸あるデザインにすることでハイライトが入り、ミニマルながら素材感が際立ったペンダントライトです。
独立型のキッチンの場合
今やオープンキッチンが主流ですが、以前は独立型キッチンが多く見られました。
独立型のキッチンのメリットは、何と言ってもたとえキッチンがちらかっていても、ダイニングやリビングからは見えないので急な来客があっても問題はありません。
その上、たとえ、作業効率を優先してオープンな棚にして、リビングやダイニングと調和が取れなくてもだいじょうぶです。
しかし、その分、独立型キッチンは、リビングやダイニングと比べて必要最小限のスペース確保になりがちなため、全般照明のシーリングだけでは手元が暗くなってしまいます。ですから、作業する場所には必ず手元灯を設置するようにしましょう。
また、シーリングライトの位置にも注意が必要です。吊り戸棚の扉がぶつかったり、影ができて手元が暗くなってはいけないので全般照明を設置する場合は、取り付け位置に注意することも大切です。
吊り戸棚がどうしても暗くなる場合は、上下に間接照明を設置すると照明器具が見えずにすっきりとした印象になります。
作業スペースの上に棚があって暗くなるようなら、間接照明で明るさを補うようにするといいでしょう。また、間接照明の代わりに、水がかからない高さに薄型の棚下灯を使う手もあります。
アートな6灯ペンダントライト 銅メッキ クロームメッキ 埋込引掛ローゼット
"大きさの違う長方体を6つ螺旋階段を描くように組み合わせ、さらにコードの長さに高低差のリズムを付けているので立体的な質量と高さがあるシンボリックな存在感を発揮する6灯ペンダントライト。
大小の大きさがあるセードを組み合わせた重なりはまるでメロディーを奏でるようにインパクトが強く洗礼されたセードを見るように視界を楽しませます。"
オープンキッチンの場合
アイランド型のキッチンや、オープンなカウンターキッチンの場合は、壁がない分、「空間が開放的に見える」というメリットがあります。
また、料理をしていても家族とコミュニケーションが取りやすいのもメリットです。
しかし、その反面、突然の来客があるとあたふたしながら片付けすることにもなりかねません。
オープンキッチンの場合、ダイニング側からキッチンを見た時、一体感があるようにデザインされていることが多いものです。そんな時は、せっかくですから「リビングの延長のキッチン」と考えることが重要になります。
この時、手元灯の白い光に違和感があるような場合は、手元灯も電球色で統一し、全体的には暖色系の光でまとめるのがポイントになります。
ダイニングとキッチンの雰囲気が合いことで、グレードの高いキッチンがデザインできます。さらに調光・調色機能付きの照明にすれば、切り替えることができるのでより便利に使えます。
ソケット部分の曲線が美しいペンダントコードMPN042
ソケット部分の曲線が無骨さを軽減させ、上品な雰囲気も感じられるデザイン。裸電球照明はレンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせますが、上品なデザインのため、インダストリアルテイスト以外のテイストにも合わせやすいです。洗練されたシンプルデザイン。
キッチンのシーリングライトに間接照明をプラス
キッチンの天井に付けたシーリングライトだけでは暗いと感じたら間接照明をプラスしてみましょう。
最近ではオープンキッチンやアイランド型キッチンというスタイルも増えてきています。ダウンライトやペンダントなどの間接照明を設置して「魅せるキッチン」を演出してはいかがでしょうか。
キッチンとダイニングを明るく浮かび上がらせることで食事がより楽しくなり、また会話も弾むようになるでしょう。
・シーリングライト+間接照明
食器棚や収納棚と天井の間にスペースがある場合、棚のあたりが暗いと感じたら棚の上に蛍光灯などの間接照明を設置する方法もおすすめです。
この場合、わざわざ取り付けなくても棚の上に照明器具を置いておくだけで十分な効果が得られるので、試してみましょう。
・ダウンライト+ペンダント
作業を行うカウンター上にはダウンライトで明るさを確保し、ダイニングテーブル上には多灯使いのペンダントを設置することで食卓面が明るくなり、食事を楽しむ雰囲気作りができるようになります。
・ダウンライト+ペンダント+ブラケット
キッチン側は、ダウンライトを配置して明るさがとれるようにします。ダイニング側は、より食卓面を明るくするためにペンダントを配置し、さらに暗くなる場所に下方向に光が出るブラケットをプラスすることで視覚的な明るさが高まります。
・間接照明+ペンダント+ダウンライト
キッチンとダイニングに間仕切りがあって天井との間が開いている時には、間仕切りの上に照明を置くことで明るさがプラスされるようになります。
・ペンダント+ブラケット
下方向に光が出るブラケットも上手に取り入れたい照明です。キッチンの手元に明るさを取り入れることができるので、ブラケットを配置し、ダイニングテーブルの上には柔らかく光るペンダントを配置することで空間の明るさも取れるようになります。
・間接照明
シンクやカウンターがダイニングから全て見える場合は、足下などに間接照明を設置するのも◎。
おすすめペンダントライト
おすすめは、「木目調アクリル付き円筒ペンダントライト MPN06D ダクトプラグ」です。
ダイニングのテーブルの長さに合わせて、1灯でも多灯でも選べます。また、木目調赤、木目調白、木目調ブラウン、木目調ダークブラウンと温かみのある木目ですし、4色そろっているのでカラーコーディネイトもしやすく便利に使えます。ただし、調光器と組み合わせては使えないので注意が必要です。
メタリック調なら「LED3灯円筒ペンダントライト MPN06-3」がおすすめです。
カラーはゴールドとシルバーの2色があります。どんな雰囲気の部屋にも合うので、グレードアップ感が楽しめるペンダントライトです。
ダイニングだけでなくキッチンにも設置すれば、デザインが統一され、よりおしゃれな雰囲気が作れるようになります。
ただし、ペンダントをキッチンに付ける場合は、吊戸棚の扉の開きがかからないことを必ず確認して設置するようにしましょう。
スマートでシンプル 3灯円筒 LEDペンダントライト ゴールド/シルバー 引掛シーリング MPN06GO(SI)-3
器具の幅5.5㎝と細身でスマートな見た目がポイント。3灯で2.8kgというコンパクトですが、ダイニングテーブルの上を明るくします。3灯使いでも圧迫感を感じることなく、どんなお部屋にでも合わせやすいです。
まとめ
キッチンは家の中で最も細かい作業をする場所なので、十分な明るさが求められます。
食材はもちろんのこと、調理後の見え方も大切です。また、棚のなかのお皿や鍋などもすぐに選べるようにするためにも影で見にくいということがないように工夫が必要となります。
全体照明であるシーリングのほかに、ダウンライトなどの間接照明をプラスすることで明るさを補いつつ、ダイニングやリビングといったくつろぎのスペースの延長の場合は、照明デザインや光の色にこだわることで一体感をかもし出すことができるようになります。
間接照明を設置する場合は、調理をする人の視線に直接光が入らないように配置を調整することが大切です。