夜間の景観を演出するLED照明の器具は屋外に設置されます。そのため昼間の明るいときは点灯されていない照明器具がそのまま目に入り、家や街の景観を左右することもあるでしょう。景観を損なわないためにも器具を選定するときはデザインと性能を重要視して選びましょう。
照明器具の防水性能・防塵性能は保護等級「IP」が決められています。「IP」とはIEC(国際電気標準会議)によって定められている防水・防塵の保護規格のことで、「IP」の後ろにある2ケタの数値のうち左側が防塵等級を、右側が防水等級を表しています。この「IP」表記を見て「IP66」表示がある器具が望ましいといえるでしょう。
「IP66」とは防塵等級でいえば完全な防塵構造であること、防水等級でいえばいかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない構造になります。例えば台風などのような豪雨でも浸水の恐れがない性能をもった器具ということになります。
また工事屋さんが必要な器具もあります。器具を選定する場合はそういった点もしっかり確認するようにしましょう。
ここでは、屋外LED照明のポール灯、ガーデンライト、スポットライトについてお話しします。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ65mm ブラケットライト MBK035
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
目次
ライトアップにおすすめの屋外LED照明1.
ポール灯(街路灯)
1882(明治15)年11月1日午後7時30分。銀座2丁目の大倉組事務所前で、日本で初めてアーク灯(弧光灯)と呼ばれる電灯の公衆公開がされました。
電気の史料館所蔵の「東京銀座通電気灯建設之図」を、見て貰えたらわかるように、人々に「驚き、感動」を与えています。
高さは約15メートル、ろうそくの約2000本分の光で東京銀座2丁目を華やかに照らしてたでしょうね。
ロングポールタイプで灯篭風のデザインなら日本らしい美しい和のイメージでお家の周りを照らします。
シンプルなデザインやアンティークなデザインが多い中、日本らしいデザインが癒されそうです。
光源は、LEDを選びましょう。
紫外線も少なく長寿命、省エネルギーなので管理がしやすく、ランプの付け替えの大変さが軽減します。
夜の暗闇に灯りがあるだけで、子供からお年寄りまで、安心できます。
ライトアップにおすすめの屋外LED照明2.
ガーデンライト
昼間のお庭は、木々の本来の色で鮮やかに季節に合わせたありのままの姿をみせ、楽しむ事が出来ます。
暗くなったお庭に屋外用LED照明の光を当てることによって建物や樹木などをカラフルに美しく照らし、視線が惹きつけられます。
花がなくても、カラフルなLEDの光を照らすだけでも、華やかさが演出されます。
カラフルなLEDの光で照らしたお庭は、カフェにいるような雰囲気があります。
LEDの光で照らされた空間に癒されながら、食事やおやつ時間を過ごされては、いかがですか。
いつもとは違った休日を過ごすことが出来ます。
友人を招待したい気分にもなります。
お庭がないから、必要ないと思われている方、お庭がなくても大丈夫。ランタン風のガーデンライトなら、ガーデンライトなら、物干し竿にかけてベランダのプランターや植木鉢などを照らすだけでも、癒しの空間ができます。
木目調ダクトレール用スポットライト
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライト。光の方向を自由に変えることができ、壁に飾ってある絵やオブジェを照らすことができます。部屋の一部やインテリアを引き立たせるように照らすことができるのが特徴の照明です。
ライトアップにおすすめの屋外LED照明3.
屋外用スポットライト
スポットライトは表札や玄関チャイム、ポストなどを、眩しすぎずにほんのり照らす事もできます。
沢山の種類がありますので、お店に聞いたり、ネットで調べたりちょっと時間をかけて
選んでみては、いかがでしょうか。
夜遅く車をカーポートに入れるとき、暗いとカーポートが見えにくく、運転しづらいですよね。
カーポートにスポットライトがあると便利です。
必要な所に光をあてる事が出来ます。
まとめ
屋外に照明器具を設置することによって、美しくて、ドラマティックに夜間景観の演出を楽しめます。
お庭や、プランター、植木鉢などに好きな花を植えて、屋外用照明器具でちょっと照らし、のんびりした、夜の時間にお花を眺めながら、ストレスのケアをしませんか。
もちろん防犯対策、安全対策に役立ちます。
高い所に設置されていたり、木の影などランプ交換が大変ですので、光源はLEDを選ぶと良いです。