照明といえば近年もっぱらLEDばかりですよね。どの照明器具にもLEDが使われていますが、今回は卓上で使うLEDライトについてお話します。
素材感へのこだわった黒サビ風セードの真鍮ソケット ペンダントライト MPN044
気取りすぎないシックなデザインのペンダントライト。落ち着いた色調のインテリアにマッチするよう、ザラザラとしたセード表面のサビ風黒色塗装・ソケット部分の真鍮ブロンズメッキ仕上げの素材感にこだわりました。
LED卓上ライトのメリット・デメリット
寿命が長い、省エネになる、といったイメージは今であればほとんどの方がLEDに持っているのではないしょうか?もちろんLEDのメリットはそうですが、卓上という目に近いところの照明器具をLEDにする、となると実はデメリットもあります。卓上で使用するにあたってのメリット・デメリットをそれぞれあげたので見てみましょう。
メリット- 長寿命・調光
- 調色が容易
- 器具のデザイン性が高い
- 多重影(マルチシャドウとも呼ばれ、LEDライトで手元を照らしていると複数の影が発生するという現象)
- LED特有の目にささるような強い光がある
- 価格が高い
上記にあげたLEDのデメリットは目を疲れさせ、LEDは目に悪いと言われてきました。LEDは省エネになるけど、目に悪いのであれば使いたくないし、卓上ライトは蛍光灯にしようかな、なんて思いますよね。しかし技術は進化し、多重影を抑えたLEDや目に刺さるような光を軽減したLEDが開発されています。従来のデメリットがなくなってきているのならやっぱりLEDがいいじゃん!なんて思いませんか?目への負担を最小限に、LEDの卓上ライトを選ぶときに気をつけるポイントもみていきましょう。
LED卓上ライトの選び方
LEDの明るさは?
これまで主流だった白熱球や蛍光球はワット数で光の強さ、いわゆる明るさの指標としていましたが、ワット数は消費電力のことであり、実際の明るさの単位ではありません。
白熱球や蛍光灯は消費電力が大きければ大きいほど光は強くなるのでこの値でよかったのですが、LEDは少ない電力で白熱球と同じ、もしくはそれ以上に明るくすることができます。また、同じ消費電力のLEDでも明るさは異なってくるのでLEDの明るさの指標をワットで表すことはできません。なのでLEDではルーメン(光の量)であらわされます。ワットとルーメンはまったく別のものを表す単位なので注意しましょう。
LEDのスタンドライトを検討している場合、300~400ルーメンがちょうどいい明るさです。暗すぎも明るすぎも目にはよくないので、自分の好みとも相談してみてください。調光機能付きのものであれば光の強さが調節できるのでいいですね。
演色性はRa80以上が好ましい?
演色性とは自然に見える物の見え方のことで、太陽光(自然光)を基準に定められています。「平均演色評価数」といい、単位はRaです。数値が高ければ高いほど、物は自然に元の色に忠実に見えます。ちなみに太陽光はRa100です。演色性が悪いと目に悪く、JIS(日本工業規格)ではRa80未満はどのような作業をするにしても望ましくないとされています。どんな方でもRa80以上のものを選ぶようにし、色が重要な仕事をされている方はRa90以上が望ましいです。
光の色は?
光の色もいくつかあり、代表的なものは電球色、昼白色、昼光色になります。色温度の単位ケルビンであらわすと3つの色はだいたい3000~6500ケルビンの間にあります。3000ケルビンは電球色と呼ばれるオレンジっぽい暖かい色です。寝る前の30分~1時間の読書なんかは心も落ち着くのでこの温かみのある色がおすすめです。しかし長時間の机作業にはむいていないので気を付けてください。
勉強や仕事、机に長時間向き合う作業のときは昼光色、6500ケルビンの少し青白い光が良いです。勉強に一番最適な光は昼光色とも言われています。演色性が高く、文字の黒さと紙の白さのコントラストが一番はっきり見えるので記憶力アップにつながり、また眠くなりづらいとも言われています。演色性が高いと目も疲れづらいので長時間の作業にむいていますね。
最後に昼白色ですが、リビングなどで使われていることが多いです。光も白に近いので、リラックスしすぎず緊張感もありすぎず、どこにでも使える光の色です。
卓上ライトを選ぶときも光の色は選ぶ指標になります。自分がどのような使い方をしたいかで考えるとだいぶしぼれてきますね。調色機能付きであれば使い方の幅も広がるので多様に使いたい人であれば調色機能付きははずせないかもしれません。
LED卓上ライトにはどんなものがあるの?
卓上ライトはスタンド型・クランプ型・クリップ型と種類があり、給電方法も電源プラグ・USB給電・コードレスなど灯を照らす以外のオプション機能にも様々な種類があります。ライトを部屋のいろいろなところで使用したいのであればクリップ式、勉強机に設置していたければスタンド式、また常設でライトをしっかり固定したいけど場所を取りたくない場合はクランプ式のタイプも多く販売されています。
照らすだけではなくオプション機能も充実したスタンドライトは多いです。調光・調色機能がついていたり、携帯やPCを充電するUSBポート付きだったり、手持ちライトにもできる2way使用だったりと、便利でうれしい機能がついているものもあるので、自分の生活スタイルにあったものを選びましょう。
ニッケルメッキワイヤー ペンダントライト MPN057
ニッケルワイヤーのセードから溢れる光が空間を素敵にします。お好みで電球付きか無しが選べます。電球を変えるだけでも印象が違います。
卓上で使うLEDライトのおすすめ5選
スタンド式の5つを紹介します。
機能性抜群、スタイリッシュなスタンドライト
1つ目はデザイン性が高く機能性抜群のLEDツインリフラクションランプです。
手元の作業はもちろん、灯部部分が270度回転するので天井や壁に向けて光をあて、間接照明のように使うこともできます。
USBポート付きなので携帯やタブレットも充電ができるのでわざわざコンセントを引っ張ってこなくてもいいですね。そして調光・調色機能もついているので幅広い使い方ができます。勉強や仕事のときもゆっくり読書も、間接照明としても充電器としても使えます。スタイリッシュなデザインなので家のインテリアとしても1つあるとかっこいいお部屋になりますね。
スマホがワイヤレス充電できるスタンドライト
2つ目はワイヤレスチャージャー機能付きLEDデスクスタンドライトです。名前の通りスマホを置くだけで充電ができます。コードレスで充電できるのはよく充電し忘れる人にとってはとくに嬉しい機能ですよね?充電器につなぐ作業がないのは本当に楽で、一度買ってしまうと置くだけ充電にはまっていそうです。このスタンドライトにはUSBポートもついているので他の機器の充電もできます。そしてこのスタンドライトは小さく折りたたむこともできるので使いたい時だけ出したいという人にも適しています。折りたたんだ時の厚さは5.5センチメートルにまでなるので収納の場所をとりません。
照明としての機能も充実しており、調光5段階・調色3色に変えられます。
レザーのような質感の高級感のあるデザインなのでシックなお部屋にもぴったりですね。
仕事で使える機能がたくさん!カラーバリエーション豊富なスタンドライト
3つ目はLEDビジネスデスクランプです。このライトは時計・カレンダー・温度計が表示されているので、ぱっとスタンドを見れば今日の日付や時間がすぐにわかります。仕事をしている人は時間や今日の日付がすぐ分かるのは嬉しいですよね。USBポートもついており、あると助かる機能が備わっています。時計にはアラームもついているので、例えば模擬試験を家でするときなど、ビジネスと名前はついていますがお勉強にも大活躍です。
赤やオレンジ、青とカラフルな色が展開されているのでかわいいスタンドライトを探していた人にもおすすめです。
どんなお部屋にも合うデザインのテーブルランプ
4つ目はLEDテーブルランプです。見た目がコロンとしててかわいらしいスタンドライトです。カラーは2色あり、木製ブラウンはヴィンテージっぽさもあり雰囲気のいいお部屋の演出ができそうですし、白木ナチュラルはどんなお部屋にもマッチするのではないでしょうか?
電球色の温かい光ですが演色性は高くRa80以上です。
そしてこのライトが少し他とは違うところがちょっとした水耕栽培ができるところです。日の当たらないお部屋の中でもハーブを育てたい!なんて願いがかないます。別売りの栽培キットをこの光の下にあてておけば育ちますよ。自分で買ったお花なんかも水耕栽培で育てられます。水耕栽培に興味がある方にもおすすめです。
コンパクトにまとまって軽い、持ち運びにも便利なスタンドライト
5つ目はLEDタッチランプです。
今まで紹介したもののなかで一番小さく、軽いです。近未来チックなデザインでこちらも3つ目に紹介したものと同じく液晶画面付きで、時計・カレンダー・温度が表示されています。機能もよく、明るさも十分で調光もできます。光の色は昼白色で白い光です。機能は抜群ですがコンパクトなサイズなので小スペースで使うときはこちらがおすすめです。
いかがでしたか?デザインも機能もサイズも様々な中から自分に合った卓上LEDライトを見つけて、日々の暮らしを快適にしてくださいね。