ポーチライトやガーデンライトといった家の外周りの照明はイメージを左右しますし、また防犯面においても大切なものです。
家に帰ったときに、出迎えてくれる灯りの存在は大きく安心できますし、また、日が暮れてからの来客にとっても重要です。ただ、つけっぱなしだとどうしても気になるのが電気代です。夜通し×365日となり、これはバカにならない額となります。
そこで、ここでは玄関周りの照明の役割や種類、照明を選ぶときのポイントについて紹介します。上手く使えば、電気代の節約にもなるはずです。
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目次
エクステリア照明は暗がりを照らす!ポール型照明など、 おしゃれ&防犯アイテムに
エクステリア照明は、照明用ポールを含むポーチライトやガーデンライトといった屋外用照明器具のことをさします。
防犯にも役立つポーチライト
ポーチライトは玄関灯とも言われ、玄関の外に設置される照明で、夜間の玄関周りを明るく照らしてくれます。ポーチライトがあれば安心して家へと戻ることができますよね。
ただ、ときどきつけるのを忘れて外出してしまい、戻ったときには真っ暗。どこが鍵穴なのか暗くて見えず、ケータイのライトを使って、やっと鍵を開けた…という経験をした人は多いと思います。
世の中には残念ながらいろんな人がいて、泥棒やイタズラ、放火…ということが自分の身にいつ起きるかは誰にもわかりません。そのためにも玄関を明るくしておくことは重要で、しかもそれが防犯対策につながるということです。
不思議な魅力を感じるガーデンライト
昼間見るとすごくきれいなのに、夜見たら残念に思える庭がありますよね。ガーデンライトをつけたら昼も夜もステキに見えるのにな…と、つい思ってしまいます。
ライトアップした夜の庭は、昼間とは違う不思議な魅力を感じさせてくれます。花が咲けば暗闇の中でも花の魅力を楽しむことができますし、花がない季節なら木々にあたる光と影ができ、幻想的な庭を作り出してくれます。
夕飯前後に花を愛でながら、コーヒーやワインを飲む楽しみも生まれます。また、夜中に目が覚めたときに美しい草花を見ることで心も休まり、また、眠りにつけることでしょう。
しかし、ガーデンライトは庭を美しく見せるだけではありません。灯りがあることで防犯にもなります。玄関、裏口、庭のすき間など、泥棒などの侵入口となりそうな場所を照らすことで、不審者が近づきにくくなります。
また、段差があって踏み外す危険があるところに灯りがあれば、転倒防止にも役立ちます。
照明用ポール・ガーデンライトの電源の種類は?
玄関が明るければ、それだけで安心できるものです。しかし、節電のためには消したい! だけど防犯を考えるとつけておきたい! と堂々巡り。散々悩んだ末、結局、寝る前に消すことにしたけれど、ときどき消し忘れて昼頃になって気がついた…ということも。
このように点灯時間が長ければ長いほど電気代もそれだけかかりますし、その上電球の寿命も早まってしまいます。しかし、ポーチ灯を点灯・消灯するにはさまざまなセンサースイッチ内蔵タイプがあり、電気代もタイプにより違ってきます。「人が近づくと点灯する」センサーライトの多くはタイマー機能を有しているので、電気代やつけたり消したりする手間などを考えた上で注意深く器具の特徴を見ていきましょう。
電気代がかからない!「ソーラーライト」
太陽光を利用して蓄電するため、電源がなくても動かせることができます。ただ、日中、曇っていたり、雨が降ったりしていて太陽が差し込まないと動かなくなってしまうデメリットもあります。また、照度センサーがついている場合は夜間でも点灯しません。そんなときは場所を変えて置いてみましょう。
電源コードが不要なので設置場所は自由に決められますが、日当たりがよい場所に置かないと充電できません。日照量が少ない冬などは気温が低いためバッテリーが早く消耗し、ライトの点灯時間も短くなるので注意が必要です。
LEDタイプのものが多いので、寿命が長いというのもメリットです。ただ、ソーラーLEDタイプは蓄電池を使用しているため、電池の寿命がきたら電池を交換する必要があります。
持ち運びもかんたんな「乾電池ライト」
乾電池を入れて置くだけで使えるライトです。ソーラーライトと比較すると、天候に左右されないため安定した明るさが持続するのが特徴です。
コンセントが不要なので持ち運びもかんたん。庭だけでなく、キャンプや釣りなどにも使えます。
ただ、定期的な電池交換が必要なので、電池代がけっこうかかります。その上、センサー式なら電池の消費が早いというデメリットがあります。
格段に明るさが確保できる「一般電源ライト」
屋外にあるコンセントを使って電源を供給するタイプです。設置場所はある程度限られてしまいますが、電池を交換する手間もありませんし、天候にも左右されません。そのため、ほかの電源のガーデンライトよりも安定した明るさが確保できます。
ただ、コンセントが近くにない場合、業者に依頼しなければなりません。電源が確保できそうなら、「一般電源ライト」がいちばん確実でしょう。
ガーデンライトで庭を幻想的に見せよう!人気のポール型照明も!
ガーデンライトをうまく取り入れれば、かんたんに庭を魅力的に演出することができるようになります。
デザインも豊富で、シンプルなものから西洋風なデザインをしたものまで幅広い中から選ぶことができます。家や庭に合ったものを選んですてきな庭を演出してみましょう。
ポール型ガーデンライト
ポール型のガーデンライトは柱状のもので地面に低いものから高いものまでいろいろあります。
低い杭型ソーラーライトは地面に差し込むだけなので、かんたんに設置できます。足元の明り取りにぴったりで、アプローチ、階段、段差のある場所で活躍してくれます。自動で点灯するセンサー搭載のものも多くあります。
また、2m以上の高さの街灯のようなライトもあり、エントランスや玄関周りにおすすめです。
ブラケット型ガーデンライト
家の壁面に設置するブラケット型は、高所に設置できるのが特徴。玄関、表札付近、デッキの上部のほか、カーポートやガレージの入り口に設置する簡易灯としてもよく見られます。
人感センサー搭載のライトを玄関先に設置すれば、防犯アイテムとしても使えます。
スポットライト型ガーデンライト
樹木をライトアップするのにぴったりなのが、スポットライト型です。
ライトアップの手法もさまざまで斜め上に光があたるように設置したり、複数のライトで照らす、影を壁に映し出すといった方法もあります。
センサー型ガーデンライト
人感センサーを搭載したライトは、人の動きを感知して自動点灯させることができるため、防犯に最適なライト。防犯目的のために設置するなら、なるべく照度の高いものを選ぶようにしましょう。
玄関前やアプローチなどに設置することで、鍵開けやポストの出し入れ、足元の安全にも役立ちます。
最近ではカメラ付きの本体に映像を記録できる機種もあります。映像を残すことができれば、万一、被害にあった場合、犯人を捕まえる重要な手掛かりとしても使うことができます。
置き型ガーデンライト
置くだけなので設置がかんたんなのが置き型タイプのガーデンライトです。テーブルやベンチなどに置くだけで、庭の雰囲気を大きく変えてくれます。
花に合わせたり、気分に合わせたレイアウトの変更もすぐにできるのが魅力です。さらに、玄関などの室内に持ち込んでも使えます。
吊り下げ型ガーデンライト
スティックを地面に刺して吊すだけのガーデンライトです。ランタンのようなライトが多く、揺れる灯が庭を幻想的に映し出してくれます。樹木に吊すだけでも◎。
いろんなタイプのガーデンライトがありますが、最近ではセンサーが感知した場合にスマホに通知が来る仕組みになっているものもあります。
おしゃれだけでなく防犯対策にもなるガーデンライトを上手く使いましょう。
まとめ
ここでは玄関周りの照明の役割や種類、照明を選ぶときのポイントについて紹介しました。
家の外周りの照明をうまく取り入れることで、かんたんに庭を魅力的に演出することができます。その上、防犯対策としても有効です。一般的に犯罪者は防犯ライトを嫌う傾向にあるので、近づくとピカッと照らされる光りには防犯効果があると考えられています。
このように一石二鳥となる照明には、さまざまな種類があります。家のイメージに合わせて機能面だけでなく、経済的なことまで考えて設置してみましょう。
ガーデンライトをさっそく取り入れて、今までとはちょっと違う雰囲気の庭や玄関を楽しんでみてください。