北欧風のダイニングを作るなら、ペンダントライトを上手に取り入れたいところです。 北欧風インテリアのポイントは照明使い。家具や雑貨で北欧デザインを取り入れるだけではなく、照明の使い方や選び方にもこだわりましょう。
ここでは、そもそも北欧風インテリアとはどのようなものなのかと、北欧風ダイニングの照明使いのコツなどをご説明します。 北欧風ダイニングにぴったりなペンダントライトもいくつかご紹介するので、お部屋作りの参考になさってくださいね。
目次
ダイニングに取り入れたい! 人気の北欧風インテリアってどんなもの?
「北欧風」という言葉は、家具やインテリアデザインの一つの種類として、すっかりおなじみになりました。イケアやイッタラ、マリメッコなど北欧ブランドの名前も広く知られています。
でも「北欧風ってどんなインテリアなの?」と訊かれると、うまく説明できないという人も多いのではないでしょうか? 実際のところ、「北欧風」に明確なルールなどはありません。 北欧とは、フィンランド、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンなどヨーロッパ北部の国々を指します。これら北欧諸国から生まれた家具や雑貨などのインテリアデザインを総称して「北欧風」と呼んでいるのです。
北欧風インテリアに多く見られる特徴として、主に以下のようなものが挙げられます。
- 木材やコットン、リネン、ウールなど天然素材を生かした家具
- シンプルで機能的なデザインの家具や雑貨
- 植物や動物、鳥などをモチーフにした色彩豊かなテキスタイルデザイン
- 温かみのある優しい照明使い
北欧諸国と日本では環境の異なるところが多いものの、森林が多く木造家屋が多いことなど共通点もあります。 華美なものよりシンプルで品の良いものを好むところ、ものを大切にして長く使うところなど、精神性にも似たところが多いと言われています。
また、素朴でナチュラル、ぬくもりや心地よさを大切にする北欧風インテリアは、忙しい現代人にとって癒しや安らぎを感じさせるという点でも好まれているのではないでしょうか。
こうした背景から、北欧風インテリアは、日本でも根強い人気を誇っているのです。
ペンダントライトがカギ! 北欧風ダイニングの照明使いのポイント
日照時間の短い北欧の国々では、長い夜を部屋の中で快適に過ごすため、部屋を暖かく照らす照明をインテリアに上手に取り入れています。北欧風ダイニングにするなら、以下のような照明使いを意識してみましょう。
ライトは温かみのある色がおすすめ
北欧風インテリアにする際に意識したいキーワードの一つが「ぬくもり」です。特に家族が集い、食事をするダイニングは温かな雰囲気を大切にしたいですね。
ダイニングを北欧風インテリアにするなら、照明の色は温かみのある電球色がおすすめです。キャンドルにも似た柔らかで温かい印象の光は、北欧風の家具やインテリアテイストによく似合います。
陰影を意識した照明使いがコツ
北欧風インテリアの照明使いは、陰影のグラデーションを作るのがコツです。シーリングライトなどで空間全体を明るく照らすような照明プランは、北欧風ダイニングには不向きです。
ダイニングテーブルの上やキャビネット、部屋のコーナーなど要所要所を明るく照らすことで光と影のグラデーションが作られ、奥行きのある落ち着いた空間に仕上がります。
ペンダントライトは家具の配置に合わせて低めに
ダイニングを北欧風インテリアにするなら、天井の照明にはペンダントライトを取り入れるのがおすすめ。ペンダントライトは、部屋をやわらかく明るく照らすのにぴったりな照明器具です。
ペンダントライトを取り入れるときは、吊るす位置や高さにも気をつけましょう。ダイニングテーブルの上やソファーの上など、家具の配置に合わせて取り付けるのが基本です。あまり高い位置に吊るすと全体的に照らす形になりやすいので、低めの位置に吊るしましょう。美しくデザインされたペンダントライトは、素朴な北欧風インテリアの中で良いアクセントになるはずです。
フロアライトやテーブルライトも取り入れて
北欧風のダイニングにするなら、天井から吊るすペンダントライトと組み合わせて、フロアライトやテーブルライト、スタンドライトなどの小さな照明をいくつか取り入れるのも良い照明プランです。空間にリズムが作られ、よりおしゃれで雰囲気のあるダイニングになりますよ。
船で使われる照明イメージしたマリンランプ ペンダントライト MPN043
船で使われる照明をモチーフとしたマリンランプ。強風で物が飛んできても電球が割れないよう、格子状のガードがついている個性的なデザイン。住宅やカフェでも使用されていて人気があります。まるで海の上で長く使い込まれているようなかっこいいユーズド感が感じられます。
北欧風ダイニングに取り入れたいペンダントライト4選
北欧風ダイニングに似合うペンダントライトには、どのようなものがあるのでしょうか? いろいろなタイプのおすすめ商品をご紹介させていただきます。
<MotoM>磁器ペンダントライトシリーズ
真っ白な磁器素材をシェードに取り入れたおしゃれなペンダントライトシリーズです。キャンドルの光に近い、温かで柔らかみのある光が北欧風ダイニングによく似合います。
磁器シェードの形や大きさ、質感(マット、光沢)はさまざまな種類の商品があるので、ダイニングの雰囲気やお好みに合わせて選びましょう。それぞれのデザインに引掛シーリング対応商品とダクトプラグ対応商品があるので、配線器具に合わせて選べばすぐに取り付けられますよ。
昼は純白のシェードが美しく、夜はやわらかな光でオレンジ色っぽく照らしてくれる、昼と夜で異なる表情の魅力を感じられるペンダントライトです。
<MotoM>木目調アクリル付き円筒ペンダントライト MPN06D ダクトプラグ
木目調のシンプルなデザインが、北欧風ダイニングの雰囲気にマッチするスタイリッシュなペンダントライトです。夕暮れを思わせるような温かな光の色は、ダイニングをリラックスできる空間にしてくれます。
シンプルな円筒形のシェードは、多灯使いにもぴったり! 同じ色を2つ、3つと並べて吊るしたり、高さや色に変化をつけたりすれば、おしゃれな空間づくりに役立ちます。ダクトレールが設置されていればすぐに取り付けられて、位置の調節もかんたんです。
<MotoM>ペンダントライト 1灯 GPN011
北欧風のダイニングには、ノスタルジックな雰囲気も良く似合います。レトロな雰囲気を照明器具で演出するなら、こんなアンティーク調の照明器具はいかがでしょうか?
真鍮古美メッキ加工の金属部分とクリアガラスのシェードを組み合わせた、素朴ながらもフォルムの美しさが際立つデザインのペンダントライトです。白熱電球の温かな光は、ダイニングを優しく照らして、食事をおいしそうに見せてくれます。 北欧ログハウス風など、素朴な味わいを特に重視したい方におすすめです。
<MotoM>円盤ペンダントライト& 植物ポット MPN01set/MPN02set
円盤型のシンプルなペンダントライトに、植物を吊り下げて飾れるポットを組み合わせた商品です。 白やベージュをベースに木製の家具を組み合わせる北欧風インテリアには、植物のグリーンを取り入れるとアクセントとしてよく映えます。
北欧には森林が多いことから、北欧風インテリアには植物の色や柄を取り入れたファブリックなども多いので、植物を飾るのに相性がとても良いのです。 植物ポットのみの販売もあるので、付属の植物ポットと合わせて、ダクトレール用のフックなどを利用して複数使いするのもおしゃれですよ。
ペンダントライト以外にも! 北欧風ダイニングづくりのコツ
ダイニングを北欧風にまとめるなら、照明以外にも以下のようなコツやアイデアを取り入れることをおすすめします。
ファブリックをアクセントに取り入れる
北欧風のインテリアは、白やベージュなどナチュラルカラーをベースに、シンプルで機能的な木製の家具を配置します。それだけでも素朴で品の良い印象にはなりますが、やや面白みに欠けたり、野暮ったい印象になってしまうことも……。
そこで、上手に取り入れたいのがファブリックです。「北欧柄」と呼ばれる植物や動物をモチーフにしたデザイン、幾何学模様などのテキスタイルデザインを、カーテンやファブリックパネル、テーブルクロスなどで取り入れてみましょう。一気にあか抜けて、おしゃれな北欧風ダイニングになりますよ。
雑貨や小物で居心地の良さを演出
北欧風インテリアでは、デンマーク語の「ヒュッゲ」という言葉で言い表される、くつろぎや心地よさ、ぬくもりなどが大切にされています。
家族が心地よく楽しく過ごせるよう、飾り棚やニッチに小物やオブジェ、植物などを飾ることも、北欧風インテリアによく取り入れられる方法です。小さなランプなども合わせて置けば目にも楽しく、心地よい空間ができあがります。
まとめ
北欧風インテリアとはどのようなものなのかと、北欧風ダイニングの照明使いのコツ、北欧風ダイニングにおすすめなペンダントライトなどをご紹介しました。
ナチュラルかつシンプルな北欧風インテリアは居心地がよく、長く過ごしても飽きが来にくいという魅力があります。それでいて品よくおしゃれな雰囲気もあるので、住まいに上手に取り入れたいですね。
ダイニングを北欧風にしたいという方は、ぜひ照明使いにもこだわってみてください。ぬくもりあふれる素敵なダイニングは照明選びが肝心ですよ!