ペンダント照明でシックに! アンティーク風の部屋作りのコツ

アンティーク

「ちょっと懐かしさを感じさせるような、アンティーク風な部屋作りをしたいな」という方は多いのではないでしょうか?

ペンダント照明は、アンティーク風な部屋づくりに上手に取り入れたいアイテムです。陰影を生み出す照明プランに、ぜひとも取り入れてみてください。

ここでは、アンティークとはどういう意味なのかと、アンティーク風やヴィンテージ風のインテリアのポイントなどを説明させていただきます。

あわせて、アンティーク風やヴィンテージ風のお部屋によく似合うペンダントライトもいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ペンダントライト モダン

ブロンズ色の高級感ある仕上げが印象的な鋼板セードのペンダントライト

光が透過しない素材のセードで、下方向に光が集まります。そういった空間全体を照らさない、照明直下の部分的な光は陰影を生み出し、シックな雰囲気のレストランのようなテーブル上に人が集う光だまりのある空間を演出できます。セード内面を白色に塗装されているため反射効率があがり、より明るくテーブル上を照らす工夫がされています。

ペンダント照明が似合う「アンティーク風のインテリア」ってどんなもの?

「アンティーク風インテリア」というと、古い家具などを生かしたどこか懐かしい雰囲気の部屋が思い浮かぶかと思います。でも具体的にどんな部屋がアンティーク風なのかと言われると詳しくはわからないという方も多いのではないでしょうか。

そもそも「アンティーク」とはどういう意味なのかや、よく似た意味で使われることの多い「ヴィンテージ」との違いなどについてご説明します。

「アンティーク」は100年を超える年代物

「アンティーク(antique)」とは、「骨董品」「古美術品」といった意味を持つフランス語です。ラテン語で「古い」を意味する「アンティクウス(Antiquus)」という言葉が語源となっています。

もともとヨーロッパでは、どのぐらいの年代を経たものをアンティークと呼ぶのか明確な決まりはありませんでした。

1934年にアメリカの通商関税法でアンティーク品には関税がかからないことが定められ、アンティークの定義として「100年を超える年代物の美術品やコレクター品」と記されたことから、「アンティークとは製造から100年以上経過したもの」という考え方が一般的になりました。

ただしこの考え方は、あくまでも「関税がかかるかどうか」の基準であるということを知っておきましょう。

ヴィンテージは1950年代~1970年代のものを指すことが多い

一方、製造から100年未満の古いものを言い表す際には、よく「ヴィンテージ(vintage)」という言葉が使われます。 もともとワインに表記されるぶどうの収穫年を表す言葉でしたが、そこから派生して古美術品や古道具など年代物を指す言葉として使われるようになったものです。

ヴィンテージにも明確な定義はありませんが、家具などで一般的にヴィンテージ品というと1950年代から1970年代頃に作られたものを指している場合が多いです。

「アンティーク風」「ヴィンテージ風」とは?

ここまでの説明のとおり、家具や調度品で「アンティーク」「ヴィンテージ」と記載されているものは、実際に50年ないし100年以上の年代を経た古いものだと言えます。

家具などインテリアデザインも時代によって流行があり、その時代ごとに特徴的なデザインがあります。ある程度デザインに関心のある方なら、たとえば「アール・ヌーヴォー期のデザイン」「ミッドセンチュリー期のデザイン」などと聞けば、その時代にデザインされたものを思い浮かべることができるでしょう。

アンティークやヴィンテージと呼ばれるものが作られた時期ごとの特徴的なデザインを取り入れて作られる家具や調度品が「アンティーク風」「ヴィンテージ風」と呼ばれるものです。

実際にはアンティーク品やヴィンテージ品ではありませんが、古い時代の特徴的なデザインを取り入れたり、あえて長年使い込んだような風合いに加工したりすることで、レトロな雰囲気を演出しているのです。

素材感へのこだわった黒サビ風セードの真鍮ソケット ペンダントライト MPN044

素材感へのこだわった黒サビ風セードの真鍮ソケット ペンダントライト MPN044

気取りすぎないシックなデザインのペンダントライト。落ち着いた色調のインテリアにマッチするよう、ザラザラとしたセード表面のサビ風黒色塗装・ソケット部分の真鍮ブロンズメッキ仕上げの素材感にこだわりました。

照明はペンダントがおすすめ! アンティーク風の部屋作りのコツ

部屋をアンティーク風やヴィンテージ風など、古き良き時代のテイストを取り入れたインテリアにしたい場合、どのようなアイデアを取り入れると良いのでしょうか。アンティーク風の部屋作りのコツをご紹介します。

メインで取り入れるテイストを決める

先ほど、アンティークは100年以上前のもの、ヴィンテージは50~70年ほど前のもののことを指すケースが多いとお伝えしました。同じ「懐かしい雰囲気のインテリア」と言っても、200年前なのか100年前なのか、50年前なのかでは、時代ごとのインテリアの特徴は異なります。

部屋に取り入れる場合、すべてのアイテムやテイストを厳密に「この時代」と揃える必要はありませんが、たとえば「ロココ調」「ミッドセンチュリースタイル」などベースとなる時代背景やインテリアテイストを決めておくことで、雰囲気のあるおしゃれな部屋になりやすいです。

照明づかいは陰影を生かして奥行きある空間に

部屋全体をフラットに明るく照らす照明は、どちらかと言えばモダンで都会的な印象になりやすいです。

古い家具や小物の味わいを生かした部屋作りをしたい場合、照明は明るい部分と暗い部分の対比ができやすいような使い方が似合います。

天井にペンダントライト、壁にブラケットライト、さらにスタンドライトやテーブルランプというように、複数の照明を組み合わせて使うのがおすすめです。

アンティーク風の部屋にぴったりなペンダント照明4選

ここからは、アンティーク風やヴィンテージ風など、懐かしさを感じるインテリアに似合うペンダント照明をいくつかご紹介させていただきます。

<MotoM>白熱アンティーク電球ペンダント 1灯 GPN011E2

深みのある古美メッキ加工の真鍮灯具に、シンプルなクリアガラスを組み合わせたアンティーク風なペンダントライトです。

真鍮部分の重厚感とクリアガラス部分の素朴感の掛け合わせが絶妙で、ノスタルジックな雰囲気を演出してくれます。 アンティークなデザインが美しい付属の電球は、安らぎをもたらす温かなオレンジ色の光です。

穏やかな明るさなので、ほかの照明器具と組み合わせて使うのに向いています。

<MotoM>白熱アンティーク電球ペンダント 1灯 GPN009E2

模様入りガラスのランプシェードと、黒色塗装した灯具を組み合わせたアンティーク風のペンダントライトです。

すっきりとシンプルな灯具部分が、模様入りガラスの味わい深い美しさを引き立てます。 クラシカルな雰囲気に合わせたアンティーク風電球のフィラメントが、ガラス越しにキラリと輝いてとてもきれいに見えるのが特徴です。

電球の光は夕暮れを思わせるオレンジ色で、アンティーク風の家具やインテリアによく似合うはずです。

<MotoM>白熱アンティーク電球ペンダントライト 6灯 GCH002-6E2

支柱から異なる方向へと伸びる3本のアームの両端に、剥きだしの白熱アンティーククリア電球を取り付けた個性的なペンダントライトです。

装飾を控えめにしたシンプルな作りながらも、アシンメトリーなアームの配置がアートのような存在感を醸し出す照明です。アームは真鍮古美メッキ加工を施していて、上品なつやと輝きを楽しむことができます。

なつかしさを感じさせる風合いとモダンでアーティスティックなデザインの組み合わせは、ヴィンテージ風のインテリアによく似合います。

<MotoM>白熱アンティーク電球ペンダント(クロームメッキ) 6灯 GPN005M-6E2

長方形のシェードが6つ、螺旋を描くように並んだデザインが印象的なペンダントライトです。黒いフレームの中に、白熱アンティークランプが美しく映えます。

6灯ものランプを持つ照明器具ながら、直線的な黒いフレームがすっきりとした印象をもたらし、点灯していないときもオブジェのような存在感を放ちます。吹き抜けや天井の高い部屋などにおすすめな照明器具です。

金属のつやをかんじさせるデザインは、ブルックリン風インテリアなど、モダンな中にヴィンテージテイストを取り入れたい場合にもぴったりです。

ペンダント照明以外にも! アンティーク風を取り入れたいアイテム

アンティーク風のインテリアに似合うアイテムは、ペンダント照明以外にもいろいろなものがあります。手軽に取り入れやすく、アンティーク風なインテリアに似合うアイテムにはどのようなものがあるのかをご紹介します。

ドライフラワー

ドライフラワーはアンティーク風な部屋によく似合うアイテムの一つです。花や葉の白っぽく褪色した感じが、アンティーク風な家具や照明器具とよく調和して雰囲気づくりに役立ちます。花びんに飾ったり、ブーケやリースにして壁に掛けたりと、手軽に取り入れやすいアイテムです。

古書や洋書

表紙や背表紙の装飾に時代を感じさせるような、古書や洋書もアンティーク風な部屋に似合うアイテムです。ヴィンテージ風の部屋なら、1960年代頃のファッション雑誌や写真集などを飾るのもおしゃれですね。

実際の古書を入手するのは難しいかもしれませんが、今は古書風の飾りやボックスなどといったインテリア小物も販売されているので、そうしたものなら気軽に取り入れられますよ。

まとめ

「アンティーク」「ヴィンテージ」とはどういう意味を持つ言葉なのかや、アンティーク風など懐かしい雰囲気を持つ部屋作りのコツなどをご紹介しました。

アンティーク風やヴィンテージ風の味わいを生かした部屋作りには、照明の選び方や使い方が重要になってきます。紹介させていただいた商品は、いずれも重厚感やフォルムの美しさを備えた、アンティーク風の部屋によく似合う照明器具です。

懐かしさを感じる部屋作りに似合うアイテムをお探しの際には、ぜひ検討なさってみてください。

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