デスクライトは、ピンからキリまであってどれを選べばいいのか分からない…。そんな風に感じたことはありませんか。でも、人生の中で、机に向き合って過ごす時間って、思っているいるよりもずっと長いんです。今回は、環境や生活スタイルが変化しても、生涯愛せるベストブランドと、そのデスクライトをご紹介します。
デスクライトはここを選べば間違いなし!有名メーカー・日本編
まずは、国内有名メーカーからみていきましょう!
後藤照明
どんなブランド?
後藤照明は、1895年創業の、老舗照明器具メーカーです。下町の職人たちが、今もなお手作りでライトを作り続けており、レトロで温かみのある光に照らされると、優しくてどこか懐かしい気持ちになります。生涯大切にしたい日本の心がつまった逸品です。
後藤照明のおすすめデスクライト
「倉敷意匠計画室+後藤照明」
日本の暮らしに寄り添ったオリジナル商品を製作している「倉敷意匠」とコラボしたこちらのデスクライト。熟練した技術が必要な「へら絞り」で、一台一台手作りされています。味わいのある色味、丸みを帯びた優しい形、一つとして同じ物はありません。日本の職人魂がこもった、後藤照明にしか作れないデスクライトです。人気商品で品薄となっていますので、見つけたらぜひ、一度お手にとってみてください。
山田照明
どんなブランド?
1946年創業。山田照明は、戦後から今まで日本の家庭の照明器具を幅広い分野で支えてきました。品質や機能性に定評があり、信頼性が高いブランドです。
山田照明のおすすめデスクライト
「Z‐W3000」
山田照明のデスクライトと言えば、この「Zライトシリーズ」に尽きるでしょう。もともとは、1954年に工場の手元用ライトとして開発されましたが、その自由に動くアームと可動域の広さが注目を浴び、オフィス用に改良されました。そんなZライトシリーズの中で、最新のデスクライトが、2020年5月発売予定の「Z‐W3000」です。今までのZライトシリーズの中で、一番コンパクトかつ色の再現性が高く、目にも優しい高機能です。発売以来半世紀もの間、ずっと愛されてきたロングセラー商品の進化にこれからも目が離せません。
ツインバード工業
どんなブランド?
1951年創業。スタンド照明で国内上位のシェアを占めるブランドです。デザイン性が重視されがちなデスクライトですが、ツインバードは何よりも「光の質」にこだわっています。常にユーザーの声に耳を傾けながら、ものづくりを行っているので、使いやすさを追求する人も満足のゆくライトが選べるでしょう。
ツインバード工業のおすすめデスクライト
「Airled-エアルド-」
本当に目に優しい光を実感してもらいたい、そんな願いから生まれたエアルド。ツインバード独自の技術を用い、照度差や明かりのムラ、照り返しをかなり抑えたデスクライトになっています。私たちが、スピーカーの音量を小さくしたり、大きくしたり、そんなふうに、「直感的に」光を調節できるダイヤルスイッチも、ユーザー目線でストレスフリーに作られているのです。光の質にこだわり、ユーザーファーストのツインバードだから、実現できたデスクライトです。
GENTOS(ジェントス)
どんなブランド?
1978年創業。GENTOSは、懐中電灯のメーカーですが、白色LED電球を使ったライトの先駆けとして、デスクライトにおいても存在感を発揮しています。
GENTOSのおすすめデスクライト
「LEDデスクライト ルミリオン S56 」
ミニマムで必要最低限の機能のデスクライトが欲しい方、必見です。こちらは、コンパクトながら、デスクライトとして十分な明るさを備えたジェントスの人気商品です。軽くてヘッドが自由自在に曲げられて、手元がよく照らせるのであれば、いうことなしではないでしょうか。LED照明をよく理解しているジェントスのデスクライトは、凝った機能は要らないという方にぴったりです。
デスクライトはここを選べば間違いなし!有名メーカー・海外編
では、次に海外メーカーをみていきましょう。
ANGLEPOISE(アングルポイズ)
どんなブランド?
世界50か国以上で使用されている、イギリス製のスタンドライトブランドです。非常に知名度が高く、有名人とコラボしたライトを発表したり、PIXERのオープニングに出てくるランプのモデルになったり、スタンドライトといえばアングルポイズ、といっても過言ではありません。
ANGLEPOISEのおすすめデスクライト
タイプ75 デスクランプType75 Desk lamp
1932年に考案されてから、80年以上愛され続けるアングルポイズのスプリング式アームランプ。そんなアングルポイズの、モダンかつスタンダードなモデルが、時代とともに改良を重ねてたどり着いたのがタイプ75です。調光・調色などはできず、ややデスクライトとしては重めで不便な印象がありますが、それを超えるデザイン性で、令和の時代も愛されること間違いなしです。
BISLEY(ビスレー)
どんなブランド?
こちらもイギリス発のブランドです。はじめは、車の部品工場として創業されたビスレーですが、現在ではスチールファニチャーとしてイギリスで一番の生産規模を誇るようになりました。精密で長持ちするような設計に、最新のテクノロジーを搭載していて、時代の変化に合わせたものづくりが人気になっています。
BISLEYのおすすめデスクライト
BISLEY デスクランプ 2019 BSL-1300
外側はスチールでできた何とも言えない男らしいクールな雰囲気なのに、内側はLEDの温かい電球色というギャップがたまりません。5色のカラーバリエーションがあり、自分の好みのインテリアに合わせて、選ぶことができます。
artemide(アルテミデ)
どんなブランド?
1959年創業、イタリアを代表するスタイリッシュなブランドです。今までの常識を破るような斬新なデザインは「美しい」の一言で集約できます。ハイセンスなデスクライトをお探しなら、このアルテミデはきっと気に入るはずです。
artemideのおすすめデスクライト
TOLOMEO TAVOLO
正直、お安くはありません。しかし、驚くほど軽快な動きと、アルミニウム製のシェードは、一度見たら心を奪われることでしょう。あまり明るくはないので、寝室の読書などに最適です。インテリア上級者の方、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
Jielde(ジェルデ)
どんなブランド?
長年にわたって、フランス・リヨン郊外の自社工場で一つ一つ手作りされているジェルデのライト。カタチ、素材、機能性の絶妙なバランスと、ヴィンテージでありながらモダンというデザイン性の高さに、根強いファンも多くいます。
Jieldeのおすすめデスクライト
333シグナルランプ
もともとはエンジニアだったジェルデ氏が、作業用ライトとして開発したのをきっかけに広まったジェルデ社のランプ。333シグナルデスクランプは、そんな面影を残しつつも家庭で使うのにちょうどいいサイズ感と温かみのある色で、今でも人気があります。一つ一つ手作業なので、色ムラなどの個体差が出てくるのも、味として愛せるはず。
モダンで革新的!次世代ブランド
最後に、次世代のデスクライトを作るブランドをご紹介します。
BALMUDA(バルミューダ)
どんなブランド?
2003年創業。ユーザーへの徹底した思いやりと、常識破りのアイディア、美しいデザインで、あっという間に新時代を駆けるブランドへと成長しました。バルミューダは、家電だけでなく照明器具においても、比較的割高な印象がありますが、それを凌駕する機能性・デザイン性で、最近のインテリアにおけるトレンドを席捲しています。
BALUMUDAのおすすめデスクライト
BALUMUDA The light
子ども用のデスクライトとして、斬新なデザイン性が話題になったのが、BALUMUDA The lightです。手術灯を手掛ける会社と協力して、小さな子どもの目の健康を守ることにとことんこだわったデスクライトは、バルミューダのデスクライトブランドとしての地位を確立するきっかけになりました。
artwork studio(アートワークスタジオ)
どんなブランド?
1997年創業。「他にはないこだわりの照明を作る」をモットーに、小さなパーツ一つ一つから考え抜き、細部までオリジナリティ溢れた作りになっています。
artwork studioのおすすめデスクライト
yard desk light(ヤードデスクライト)
材料に木とスチールを組み合わせて作られたスタンド式のデスクライトは、これまた斬新な商品です。海外のガレージなどで使われている作業用照明器具がモチーフで、白熱電球と、LED電球、どちらか好きな方を選んで取り付けることができます。レトロとモダンを掛け合わせた、存在感のあるデスクライトは、インテリア上級者に人気です。
flame(フレイム)
どんなブランド?
2001年創業。ライトの形や機能だけではなく、その明かりの広がり方や色味、置いた後まで追求し、心地よく美しい空間作りを目指しています。
flameのおすすめデスクライト
bonet stand(ボネスタンド)
スイッチはシェードの上についています。何よりも、このデスクライトでは、ハロゲン電球を使うことができるのが、一番のポイントです。時代がLED照明へと舵を切る中で、小型なのに明るく、高効率で長寿命、明るさが寿命までほとんど変わらないハロゲン電球を、あえて選ぶこだわりもありかもしれません。口金がG9のLED電球も使うことができるので、気分や作業内容によって電球を交換してみるのも、このタイプのデスクライトならではの楽しみ方です。
MotoM(モトム)
どんなブランド?
創業から半世紀、世界中のユーザーの声を聞き続けてきた照明の専門店、「オリンピア照明」という会社が立ち上げた自社ブランドです。「スタイリッシュな灯りで空間をおしゃれに演出したい」という声をカタチにしたデザインで、最近、注目が高まっています。
MotoMのおすすめデスクライト
LEDビジネス デスクランプ
調光・調色機能はもちろん、デスクライトのアーム部分にはアラーム付き時計、温度計、カレンダーまで表示されるという、すごいデスクライトです。ベース部分にはUSBポートがついているので、携帯の充電も楽々。この機能性で5種類のカラーバリエーションがあり、さらに折りたたむことができるのでスペースを取らないのも、ユーザーへの思いやりを感じます。ビジネスマンのニーズを良くとらえ、照明専門店の叡智を詰め込んだ一台です。
まとめ
今回ご紹介したブランドは、どこも、強い誇りと情熱をもって自社のデスクライトを作り続けています。皆さんのニーズやライフスタイルにあったデスクライト選びの参考になれば幸いです。