読書は照明を点けて明るいところでするというのは当たり前の話だと思います。暗いところで読書をすると読みづらいということはもちろん、目に悪いと耳にしたこともあるでしょう。
しかし照明がない暗いところで読書をしていると目が悪くなるのでしょうか。
そこでこの噂について解説していきます。また夜でも快適に読書ができる照明の選び方についても紹介しているので参考にしてください。
目次
照明なしで読書をすると目が悪くなるの?
照明がない暗い所で読書をしていると目が悪くなると言われることが多いです。
ではどうして目が悪くなるのかというと二つの原因があると言われています。
まずは親の遺伝によるもので、例えば両親ともに近視だと子供も目が悪くなるということです。
もう一つは日常の環境によるもので、簡単に言うと「一つの物を長時間近くで見続けること」です。人の目は近くにあるものを見続けると毛様体という筋肉が緊張し凝り固まってしまいます。その結果目の筋力が衰えて近視など視力が低下してしまうと言われています。
そのため暗いところで読書をしていると、本が良く見えないため目を近づけて見てしまいます。そうすると一つの物を長時間近くで見続ける状態になってしまうため目が悪くなると言われています。おそらくこれが暗いところで読書をすると目が悪くなるという噂の元になっているのでしょう。
つまり暗がりで読書をしてそれが原因で視力は悪くなるというより、暗いと本に目を近づけて注視し続けてしまうので目が悪くなるということが考えられると言われています。そのため夜に照明なしで読書をするのは視力悪化につながるため控えておきましょう。
暗がりで読書をするならどの照明がおすすめ?
暗い中で読書する危険性について解説してきましたが、夜に照明を点けて読書するのは難しいという場合もあるでしょう。
例えば同室に家族がいて、いつまでも部屋の照明を点けていると、寝付きづらくなるため大きな迷惑がかかってしまいます。また読書さえできれば良いのに、室内全体を照らしていたら電気代もよけいにかかってしまい、もったいないでしょう。
このように室内全体を照らす必要はないけれど、一定の場所だけを照らしたいという時に便利な照明が読書灯です。読書灯は主に手元だけを照らせる照明で、サイズもコンパクトなものが多く、ベッドサイドによく用いられます。
この読書灯があれば仮に室内全体の照明を消して真っ暗にしても読書灯の明かりだけで読書をすることができ、家族に迷惑をかけず電気代も節約できるでしょう。ただ全ての読書灯が家族に迷惑をかけないかというと違っていて、中には照明の光が強いものもあります。そのため読書灯の購入の際には照明の機能や仕様について押さえておきましょう。
読書に適した照明の明るさとは?
読書灯には照明の明るさと光の色を調整する機能が付いているものもあります。使う時間や場所によってこれらの機能が完全に装備されているとより快適に読書ができるでしょう。
例えば照明の明るさが0~100%の間で調整できる機能があると深夜に使う場合でも家族に迷惑をかけないような明るさにできます。また昼間の少し暗い時に、少し照明が欲しい場合も読書灯の明かり調節機能があると便利です。
さらに照明の光の色を調整する機能まであるとより良いでしょう。光の色には主に電球色・温白色・白色・昼白色・昼光色の5種類があります。そしてそれぞれの光の色によって特徴や効果も異なるのです。
電球色→最も黄色みが強くあたたかみがある光、リラックス効果があり就寝前、一時的に使う場合に適している
温白色→電球色と似たような色味でリラックス効果があり、電球色と比べると少し白い
白色→太陽光に最も近い明かり、なじみ深い色なため日常生活に適している色日の出2時間後の太陽光に近い明かり、おだやかな雰囲気の場所に適している
昼白色→白色と昼光色との間にある色味、太陽光に最も近い自然な明かりでどんな空間でも使える
昼光色→青みがかった色で集中力が増す
このような効果が期待できると言われているので読書灯に光の色味を調整できる機能も付いているとより良いです。
例えば昼間の作業には白色や昼白色で集中して、夜には電球色や温白色でリラックスしながら読書に熱中することもできます。
もし読書灯を選ぶ機会があれば照明の光の色と明るさを確認しておきましょう。
読書灯を買うなら照明部分以外の機能に注意!
読書灯の照明以外に種類にも気を付けておきたい点があります。読書灯にはスタンドライト・クリップライト・ネックライト・壁面固定型ライトの4種類あって、それぞれに特徴があるので押さえておきましょう。
スタンドライトについて
スタンドライトは置いて利用する読書灯です。置ければ利用できるため汎用性が高いのが特徴的で、寝室だけでなく普段使いとしても使えます。例えば読書だけでなくデスクワークをするという方など、リビングや書斎といった場所を選ばずに読書灯を利用したい方に適しています。
ただスタンドライトの照明は照らす範囲が比較的広いため、同じ空間に家族がいる場合、明かりが家族のところまで広がってしまい迷惑をかけることもあるでしょう。そのため照明の明るさと色味を調整する機能があった方が良いです。
クリップライトについて
クリップライトはライトの根元にクリップが付いている読書灯で、それをテーブルなどの板に挟んで利用できます。クリップに挟むためライト自体は宙に浮いていて、あまり置き場所をとらないというのが特徴的です。また持ち運びもできるため挟む場所さえあればどこでも利用できます。
ただクリップで挟む場所が悪かったり、クリップが劣化してくると落下の危険性があります。もしクリップライトを購入するなら、クリップの形やどれくらいの物を挟めそうか確認しておきましょう。
ネックライトについて
ネックライトは首にかけて利用する読書灯で、読書灯の中でも一番コンパクトです。他の読書灯と違って首にかけるだけなので場所を選びません。そのためキャンプや車内などの外出先の暗い所でも利用できます。もし自宅以外でも簡単なライトが欲しい場合にはネックライトが一番向いているでしょう。
ただネックライトは首にかけるため長時間使用していると、首の血行が悪くなって疲れてくるので使用時間には注意が必要です。
また自分が動くと光りの位置が変わって目も疲れるというデメリットもあるので、少し使いづらいという人もいると思います。
壁面固定型ライトについて
壁面固定型ライトはヘッドボードなどの壁面に取り付けて利用する照明です。小型のものが多く、見た目もスタイリッシュなものが多いため、読書灯をオシャレに設置したい方に向いています。また今までの読書灯よりピンポイントで照らせるため、家族が寝室にいる方には特におすすめです。
しかし壁面固定型ライトは取り付けて利用するため持ち運ぶことができません。また取り付けに当たって電気工事士の資格が必要になることもあるので注意が必要です。
照明の明るさ調整がついている読書に最適なライトを紹介
スタンドライトならMotoMが販売する「ワイヤレスチャージャー機能付きLEDデスクスタンドライトGST006」をおすすめいたします。
こちらのライトは照明の明るさを5段階調整できるため、お好みの明るさで読書ができるでしょう。さらに照明の色味も電球色・白色・昼白色に変えられるので、より快適に作業できます。また照明が付いている部分の角度が変更できる機能まで付いているのです。
そのため寝室に家族がいても明るさや照明の色味、角度を調整すれば迷惑をかけることなく、読書をする側も快適に過ごせます。
そしてデスクスタンドライトGST006は見た目にもこだわっていて、照明を支える支柱と土台はレザーのような質感で高級感があります。さらにキズや汚れがつきにくい材料で作られているため、長期間使っていても使用感が出にくくなっています。また本体のカラーも白と黒の2種類あるので部屋に合わせやすいでしょう。
このように見た目もこだわっていて、照明の機能も優れているデスクスタンドライトGST006ですが、スマートフォンを充電できる機能まで付いています。しかも他の読書灯と違ってUSBポートからの充電だけではなく、ポンとスマホを置くだけで簡単に充電できるワイヤレスチャージ機能も付いています。
スマートフォンも充電できるので特に枕元にコンセントが少ない方にはおすすめです。
そしてデスクスタンドライトGST006の値段ですが税込9878円となっています。たくさんの機能が付いていて、照明の寿命も30000時間もあるため長い間使えることを考えれば、そこまで高価なものではありません。
デスクスタンドライトGST006なら夜も快適な読書タイムを送れるでしょう。
まとめ
辺りが暗い中で読書していると見づらさから、本に目を近づけてしまうため視力が悪くなると言われています。そのため読書をする際には照明を点けておいた方が良いですが、室内灯をいつまでも点けていると家族の迷惑にもなりますし、電気代も無駄にかかってしまいます。
そんな時に読書灯があれば室内の照明を消しても手元を照らせるので、快適に読書ができるでしょう。ただ読書灯によっては照らす範囲が異なるので、購入の際には特にライトの機能をしっかり確認しておきたいです。
ぜひ自宅に読書灯を置いて家族に迷惑をかけずこっそり有意義な読書ライフを楽しみましょう。