近年LEDを用いて野菜を栽培できる水耕栽培が流行しています。水耕栽培とは一般的な野菜栽培と違って、土を使わず水道水と液体肥料と主にledライトを照らして野菜を栽培する方法のことです。
しかしなぜLEDライトを使って野菜を栽培するのでしょうか。
そこでLEDライトを使った水耕栽培についてメリット・デメリットを紹介していきます。自宅でできる水耕栽培が気になっている方は参考にしてください。
目次
LEDを使った水耕栽培とは?メリット・デメリットも紹介
一般的に野菜を栽培するのに大事なのは水と太陽光だというイメージが強いと思います。しかし太陽光は天気や地域に大きく左右されるため、日によって強さがマチマチです。また植物に与える水量も考慮する必要があります。
しかしLEDは太陽と違って環境に左右されることがないので安定して野菜栽培をすることができます。さらにLED光源は植物に必要とされる光波長を照射することができるため、太陽光と同じように成長してくれるのです。
このようにLEDを使った水耕栽培は天候に影響されずに安定して栽培できるという特徴がありますが、他にもメリット・デメリットがあるので見ていきましょう。
LEDを使った水耕栽培のメリット
まずLEDを使った水耕栽培は土を使う露地栽培よりも野菜の成長が早いです。例えばサニーレタスの栽培は露地栽培の場合通常約2か月ほどかかりますが、水耕栽培なら1か月程度で食べられる段階まで成長します。
このように比較的早く育つため、今まで野菜栽培を続けられなかったという飽きっぽい方でも、水耕栽培なら続けられるでしょう。
またLEDを使った水耕栽培は露地栽培よりも栄養価が高くなるという特徴も持っています。なぜこのような特徴を持っているのかというと、LEDを使っていつでも光を当てることができるからです。
またLEDを使った水耕栽培だと栽培キットを購入すれば、少ない手入れで野菜を栽培できるため初心者でも簡単にできます。そのため今まで家庭菜園をしたことがない人でも簡単にできるでしょう。
LEDを使った水耕栽培のデメリット
とても便利なLEDを使った水耕栽培ですが、野菜の種を購入する以外にも費用がかかるというデメリットがあります。まず水耕栽培をするにはキットが必要です。
水耕栽培キットの相場は安いものだと1000円もかかりませんが、LEDやその他の機能が付いていると10000~30000円します。さらに土が不要な代わりに液体肥料が含まれた養液が必要です。
また水耕栽培で照明を使う場合には電気代がかかります。ただLEDを使用する場合はそこまで電気代がかからないので、照明を使って水耕栽培をするならLEDを用いた方が安いです。
このように水耕栽培は費用がかかるというデメリットがありますが、初期費用が高いというだけで長期的に使う点を考慮すればそこまでの費用がかかりません。
そのため費用という点を除けば圧倒的にメリットが多いので、家庭菜園をしてみたいという方にはLED付きの水耕栽培がおすすめです。
LEDを使った野菜栽培ではどんな植物が育つの?
LEDを使った水耕栽培では主にハーブや葉っぱ系の野菜を育てることができます。例えばサニーレタスやクレソン・シソ・バジル・サラダ菜などで、よく使うメインどころの野菜というよりかはちょい足しで利用できるオシャレな野菜が多いです。そのため普段の食事を華やかに彩ることができます。
ただ水耕栽培では根菜には対応していません。根菜とは例えばニンジンや大根・サツマイモ・レンコン・ジャガイモなどのよく料理で使う野菜が多いです。もし根菜も育てたい場合は通常の土を用いた土耕栽培になります。
このように水耕栽培で全ての野菜を育てられるということはないので、水耕栽培をはじめる前には確実に押さえておきましょう。
LED付きの水耕栽培はライトの選び方が大事!
続いて水耕栽培でLEDを用いる時のライトの性能について紹介していきます。もし水耕栽培キットを購入することがあればこれから紹介するライトの性能にも目を向けてみてください。
LEDライトについて
LEDライトは水耕栽培をするには必須な要素です。まずはLEDライトの照射範囲に気を付ける必要があります。
光が当たる範囲にムラができてしまうと順調に野菜が育ちません。例えば水耕栽培に備えられているLEDライトが小さくて全てを照らし切れていないと、育つものとそうでないものが出てきます。そのためLEDライトは最低でも水耕栽培キット全体を照らせるサイズが必要です。特にLEDライトを自分で備え付ける時には注意しておきましょう。
さらにLEDライトを照らす時間が水耕栽培で野菜を栽培するポイントとなっています。仮に照射時間が短いと、成長具合が遅くなったり、弱ってしまい枯れてしまう場合があります。栽培する野菜によっても異なりますが、全ての野菜に対して少なくとも1日12時間の照射時間が必要です。
このようにLEDライトで水耕栽培をするには、光量が要になってくるので注意しておきましょう。
LEDライトの種類について
LEDライトにはスタンド型やパネル型などの種類があります。特に水耕栽培キットをインテリアとしても利用したい場合には押さえておきたいです。
スタンド型は種類によって形状が異なりますが小型のものが多いため、邪魔になりにくいという特徴を持っています。
パネル型は広い範囲で照らせるため、光が当っているかどうかの心配がなく、LEDライトと栽培ケースが一体型になっているので邪魔になりません。また円形や長方形などオシャレな形をしているためインテリアとしてより向いてます。
このようにLEDライトにも種類があるので部屋に合わせたいという方は押さえておきたいです。
LED付き水耕栽培キットはこれがおすすめ!
LED付きの水耕栽培キットならMotoMが販売するAkarina01 (OMA01)がおすすめです。こちらの水耕栽培キットは丸い形をしていて、どこに置いてもオシャレな空間を作れます。そのため水耕栽培キットにデザイン性を求めている方にはぴったりです。
またAkarina01のライトは白色で、ハーブや葉物野菜を栽培することができます。本来水耕栽培は野菜を栽培することを目的としているため、ライトの色が青色や赤色なのが一般的です。しかしAkarina01は部屋に合わせることを目的としています。そのため植物の生育に必要な光量を出せる白色LEDを搭載しているのです。
Akarina01の最大の特徴は3種類の野菜を同時に育てられるところです。基本的に水耕栽培ケース一つに付き1種類の野菜とされていて、複数の野菜を同時に栽培するのは難しいですがAkarina01なら栽培ケースが3個あるので3種類も育てられるため、よりいろんな種類の野菜を栽培したい方にはおすすめです。
またAkarina01で栽培したサラダ菜はβカロテンが増大する傾向があるため、健康に気遣っているかたには助かります。βカロテンを摂取すると動脈硬化やガンの予防に期待できると言われているので、年齢を重ねて健康が心配になってきた方には向いているでしょう。
そして気になるAkarina01の電気代ですが1か月で300円もしません。Akarina01では推奨照射時間が1日16時間と定められています。そのため毎日16時間LEDライトを点けると仮定すると1日の電気代は1kwh27円で計算した場合約9.5円です。そのため毎日16時間照射したとしても1か月で300円もかかりません。
このように低コストで複数の野菜を栽培できるAkarina01は税込32780円となっています。水耕栽培をするデメリットとして挙げたように初期費用はかかりますが、長期的に使用するなら電気代がそこまでかからないので長く水耕栽培をしたい方にはおすすめです。
Akarina01は3種類の野菜を栽培できて、見た目もまあるくコロンとしたデザインでオシャレなので、インテリアとしてもお部屋をオシャレにしてくれて、さらに野菜を栽培しながら成長していく過程も楽しめることができるでしょう。
まとめ
LEDライト付きの水耕栽培は天候を気にせず、しかも野菜の種類によっては栄養価が高く栽培することができます。また土も使わないため部屋が汚れることもなく、手入れも簡単なため家庭菜園をやってみたいという方にはおすすめです。ただ水耕栽培キットは高価なものから安価なものまで様々ですので慎重に選びましょう。
LEDライト付きの水耕栽培キットを選ぶ際はライトの性能が大切になってきます。そのため照らす力が弱かったり、照らす場所にムラがあると失敗することもあるので気を付けておきましょう。
また水耕栽培キットではシソやバジルなど食卓を彩る野菜が多いため、食事に色どりが足りないという時に便利です。
ぜひLEDライト付きの水耕栽培をしてオシャレな食事を楽しんでください。