デスクライトの中でも、最もスタンダードな形状といえるのが、「スタンド式」です。
今回は、そんなスタンド式デスクライトの特徴や機能をわかりやすくご紹介していきます。
スタンド式デスクライトの特徴
★安定性
クリップ式やクランプ式のデスクライトと比較した時の一番大きな違いは、ベース(台座)があることです。
それにより、デスクライトが自立するので安定感が保たれます。
そして、安定性があり、デスクライトとしてのデザインの幅を広げることができます。
ただ、設置の際にはこのベース(台座)の分だけデスクの上でスペースを取るので、ある程度の机の広さが必要です。
★設置や移動が楽
デスクライトを置くスペースと電源が近くにあれば、どこにでも持ち運んで簡単に使えるのがスタンド式デスクライトの大きなメリットです。
寝室、子ども部屋、リビングと、デスクライトをあちこちで移動させながら使う場合は、スタンド式を選んでおいたほうが良いでしょう。
その際、重すぎると移動の負担になるので、デスクライトの重量が関係してきます。
もし店頭で手に取れるのならば、購入前には一度確かめておいた方がよいでしょう。
そして、クランプ式やクリップ式のデスクライトは、角度の調整が思った通りにならないこともありますが、スタンド式は本体の向きを変えることで、明かりの向きが調整できるので便利です。
スタンド式デスクライトの種類
デスクライトの特徴として、安定性と設置や移動のしやすさがあげられます。
では、これから、スタンド式デスクライト電源供給の仕方や電球の種類、さらには機能をご紹介したいと思います。
①電源供給の仕方
デスクライトの電源供給の仕方は主に3種類あります。ACアダプター式、USB給電式、そしてコードレスタイプです。
スタンド式デスクライト×ACアダプター式
最も一般的なのが、ACアダプターから電源を供給するタイプのデスクライトです。
コンセントが近くにあれば、どこでも使えます。
スタンド式デスクライト×USB給電式
パソコンや、モバイルバッテリーに差し込むことで、デスクライトを使うことができます。
今はまだあまり主流ではありませんが、急な停電にも使えるので、災害時を見越して今後、需要が高まりそうです。
スタンド式デスクライト×コードレス
バッテリーが内蔵されていて、一度充電すると、コードレスで数時間の使用が可能です。
コンセントがないところでも使いたい場合、コードレスのデスクライトは役に立ちます。
最近、人気を集めているタイプのスタンド式デスクライトです。
②光源の種類
デスクライトを選ぶときに、光源によっても、目への優しさや色の再現性が変わってきます。
スタンド式デスクライトに用いられる光源は主に3種類です。
LEDモジュール
最近の主流となっているのは、LED電球を用いたデスクライトです。
高寿命で省エネ、そして色温度や明るさが細かく調整できるというメリットがあります。
LEDデスクライトに関しては、製品によって多種多様な機能があるので、よく調べたうえで自分にあったデスクライトを探してみてください。
蛍光灯
以前は、デスク全体を照らす細長い光源として、蛍光灯が一般的でした。
価格の安さ、色の再現性の高さが魅力です。
LED電球の台頭後、デスクライトで用いられる数は少なくなったとはいえ、まだ根強い人気があります。
白熱電球
温かみやどこか懐かしい雰囲気を抱かせるのが白熱電球の明かりです。
アンティークや、ガラスシェードのデスクライトでは、白熱電球が今も用いられています。
スタンド式デスクライトの機能
では、スタンド式デスクライトには、どのような機能がついているのでしょうか。
50年以上世界中のユーザーの声に合わせて照明を作り続けてきた「オリンピア照明」が手掛ける新しいブランド、MotoMのデスクライトから、最新の機能を見ていきましょう。
デスクを照らすアイテムとしてスタンド式デスクライトを選ぶ際の、参考になればと思います。
調光機能
調光機能とは、デスクライトの明るさを段階的に調整する機能です。
デスクライトをつける時間帯やユーザーの年齢に合わせられるので、ストレスフリーにデスクを照らすことができます。
多くのデスクライトで、3段階、5段階、6段階、そして無段階と調光機能はグレードアップしていきます。
目の健康を守るためにも、調光は必須の機能です。
調色機能
調色機能とは、光の色を変える機能です。
集中して細かい作業に取り組みたい時は、明るく冷たい「昼白色」「昼光色」などの白っぽい光に、就寝前の読書や休憩時間など、リラックスして頭や目を休めたい時には、温かい「温白色」「電球色」などの赤っぽい光に…と調節できるのです。
実際、光の色を気分や作業内容に合わせて変えるなら、つらい疲れ目を軽減でき、眠りの質も改善されることが分かっています。
MotoMのデスクライトは、タッチパネルに触れるだけで、簡単に光の色が調節できるように設計されています。
USBポート
デスクライトにUSBポートがついており、そこからスマートフォンが充電できるという機能です。
USBポートを備えたデスクライトは少なくありません。
しかし、アンペア数が低ければ、充電に時間がかかりすぎるという問題点がありました。
さらに、ベース背面にUSBポートがついているものは、壁際に設置したら充電コードを差し込みにくいというデメリットがありました。
MotoMでは、こうしたユーザーの声を踏まえて工夫を凝らしました。
通常は1アンペアしかないUSBポートのアンペア数を上げて、タブレットの充電にも対応できるようにしたり、デスクライトの側面にUSBポートを配置したりするなど、ユーザー目線で備えられています。
ワイヤレス充電
最近、やや高級なスタンド式デスクライトには、このワイヤレス充電機能がつくようになりました。
デスクライトのベース部分に置くだけで、携帯電話が充電できるという優れた機能です。
ただし、スマートフォンの中には、ワイヤレス充電に対応した機種と、そうではない機種があるので、事前に確認が必要です。
また、スマートフォンのカバーをしていると、ワイヤレス充電に反応しないというケースもあるようです。
正しく使えば、ワイヤレス充電は、デスク周りをよりすっきりさせ、集中して作業に取り組む助けになります。
アラーム付き時計
MotoMのスタンド式デスクライトには、アーム部分に、アラーム付き時計、カレンダー、温度計がついています。
徹夜で作業が続く中、少しだけ睡眠を取りたいという時、50分は集中して作業に取り組もうと決めた時、そんなときに役に立つのがこのアラーム付き時計です。
MotoMのデスクライトについているアラームは、ただ時間になったら音が鳴るだけではありません。
アラームは、8種類の音の中から自分好みのメロディーを選べます。
さらに、指定した時間間隔でふたたびアラームが鳴る「スヌーズ機能」もついています。
アラーム、時計、カレンダー、温度計、USBポート、ワイヤレス充電。
これだけあれば、デスクの上にはほかに何もいりません。
1時間後オフタイマー
電気をつけっぱなしにしたまま、寝てしまうことがよくあるかもしれません。
無駄な電気代もかかるし、明るすぎる中では睡眠の質も落ちてしまいます。
そんな方に嬉しい機能が、「1時間後オフタイマー」です。
このタイマーをセットしておけば、1時間たったら自動で電源を切ってくれます。
ユーザーに対する作り手の思いやりを感じるデスクライトです。
折りたたみ可能
スタンド式デスクライトは、使っていないときはデスク上で無駄なスペースを取ってしまうのがデメリットでした。
それを踏まえて製造されたMotoMのスタンド式デスクライトのほとんどが、折りたたみに対応しています。
このGST005Wは、軽くて折りたためるのでどこへでも簡単に持ち運べます。
さらに、使い終わったら、本棚や机の引き出しにしまい、使う時にはさっと取り出せる、そんなスタイリッシュな使い方が可能です。
高性能を維持しつつ追及されたコンパクトさは、ビジネスシーンにも、教養を深める時間にも、見合う存在のデスクライトです。
水耕栽培
MotoMのスタンド式デスクライトの中には、簡単な水耕栽培をしながら、デスクを明るく照らせるタイプがあります。
たくさん機能があっても使わないし、ちょっと手元を照らせる明かりがあればいい、という方にぴったりです。
デスクライトのベース部分に多肉植物や花の鉢を置いて飾ったり、ハーブやちょっとした葉物野菜を水耕栽培で育てたりできます。
グリーンを置いたデスクの上で行う作業はちょっぴり丁寧に、そして優しい気持ちで行えそうです。
ワンランク上の、ハイセンスな贈り物としても喜ばれることでしょう。
スタンド式デスクライトまとめ
スタンド式デスクライトと一口で言っても、様々な種類や機能があります。
今回ご紹介したMotoMのデスクライトは、創業当初からずっと変わらず、今でも一つ一つの照明を手作業で組み立てています。
照明のプロフェッショナルが、ユーザーの声を拾い上げながら心を込めて作っているデスクライト。
MotoMのデスクライトの機能で、気になるものがあれば、こちらのウェブサイトからチェックしてみてください。
きっと、あなたの希望にぴったり沿った、スタンド式デスクライトが見つかることでしょう。