オフィスを移転したり、新しい店舗を開店したりする人もいるでしょう。そこで必要となるのが、会社や店舗で利用する照明器具です。
照明器具によって光の明るさや色合い、器具のデザインは異なるもの。照明器具の見た目や光の色合いによって、店舗・オフィスの雰囲気は大きく変化します。用途に適した照明を設置して、会社の生産性を向上させませんか。
本記事では会社利用におすすめの照明についてご紹介します。オフィス利用する場合から飲食店などの店舗向けおすすめ照明まで紹介しているので、経営者様や内装担当者様の参考になるかと思われます。
「会社に設置する照明選びで迷っている」「店舗向けのおすすめ照明を知りたい」と考えている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
なぜ会社の照明選びが重要なのか
「できるだけ支出を抑えたい」「明るい照明ならこだわりはない」と考えている方もいるかと思います。しかし照明器具はほぼ毎日利用するもの。会社に合った照明器具かどうかはオフィスの印象や過ごしやすさ、生産性に大きく関わります。
以下では具体例を交えて、なぜ会社の照明器具にこだわるべきなのかについてご紹介します。
会社照明の明るさが生産性を左右する
照明が充分に明るいかどうかは、会社の生産性を左右します。
「オフィス全体がしっかり明るければ問題ない」と考える人もいるかもしれません。しかし明るすぎる照明は、かえって生産性を落とす原因にもなります。照明器具が明るすぎると目が疲れやすくなりますし、片頭痛になる人もいます。
暗すぎる照明は作業しにくいですが、明るすぎる照明も考えものです。お部屋のスペースに合わせた、最適な明るさの照明を設置することが大切です。照明の明るさはルーメン（lm）という単位で表されます。照明の明るさを比較する際にはルーメンを基準に比較することをおすすめします。
一般的にシーリングライトの場合、～6畳の部屋で約3,000ルーメン、～8畳の部屋で約3,500ルーメンが適切とされています。とはいえオフィスで利用する場合は、もっと広い部屋に照明を設置する場合もあるでしょう。自分で適切な照明器具を選ぶのが難しい場合は、照明メーカーなどに相談してみることをおすすめします。
会社照明の色合いが雰囲気を左右する
照明を選ぶ際は、光の明るさだけでなく色合いも重要なポイントになります。
主な照明の色合いは下記の3種類です。それぞれの特徴もあわせてご紹介します。
電球色：オレンジ色の優しい色合いが特徴の照明。リラックス効果があるとされている。
昼白色：太陽光に近い自然な色合いが特徴の照明。広く一般的に利用されている。
昼光色：青白い光が特徴の照明。集中を促す効果があるとされている。
オフィスなど一般的な室内で利用する際は、昼白色の照明をおすすめします。集中を促す昼光色の方が良いと思うかもしれませんが、昼光色を長時間浴びると疲れやすくなったりします。
会社の主照明として昼白色の照明を利用しつつ、用途に合わせて電球色や昼光色の照明を利用してみてはいかがでしょうか。最近は光の色合いをコントロールできる照明器具も販売されているので、それを利用するのもありです。
会社の照明を選ぶポイント
「これから会社で利用する照明を購入する。購入時に注目すべきポイントを知りたい」という人もいるでしょう。会社で利用する照明といっても用途は様々です。一般的なオフィスで利用するのか、飲食店などのサービス施設で利用するのかによっても、選ぶポイントは変わってきます。
そこで以下では会社で利用する照明器具を選ぶときのポイントについて、「オフィス向け」と「店舗向け」に分けてご紹介します。
事務所の場合
オフィスや営業所など事務作業をする場所ではシーリングライトやダウンライトといった、照明器具の存在感が大きくないモデルがおすすめです。事務所では主に書類を作ったりする場所です。作業に集中できるよう、明るさが充分あり、自然な色合いの照明器具を選ぶようにしましょう。
照明の色合いはいろいろありますが、最も太陽の光に近い色合いといわれている「昼白色」の照明を選ぶことをおすすめします。
店舗の場合
飲食店や小売店、各種サービス施設など、会社として利用する店舗の中には、雰囲気を重視した照明器具が求められることもあります。
サービス業などお客様が頻繁に来店する場合は、主照明としてシーリングライトやダウンライトを活用するのはもちろん、間接照明としてフロアスタンドなど、デザイン性の高い照明器具を導入してみてはいかがでしょうか。
飲食店やマッサージ施設といったサービス業では、雰囲気を出すために照明の色合いも大切になります。リラックスして落ち着いた雰囲気を重視するなら、オレンジ色の暖かい光を発する「電球色」の照明を利用してみてはいかがでしょうか。
さらに照明器具のデザイン性を重視するなら、デザイナーズ照明の購入をおすすめします。デザイナーズ照明は機能性だけでなく見た目にもこだわった照明器具です。上品でおしゃれな照明器具をお探しの際は、照明器具メーカーとして50年以上の歴史がある「オリンピア照明」の自社ブランドサイト「MotoM」をチェックしてみませんか。おしゃれな照明をお探しの人は、照明器具選びの参考になるかと思います。
会社の照明にはLED電球がおすすめ
会社の照明をこれから購入する場合は、LED電球がおすすめです。
電球には「白熱電球」や「蛍光灯」などありますが、これから会社をずっと経営していくのであれば、迷わずLED電球をおすすめします。以下では、LED電球のメリットとデメリットについてご紹介します。
LED電球のメリット
LED電球のメリットは下記の通りです。
長寿命
消費電力が低い
LED電球の消費電力は白熱電球の4分の1、これは電球型蛍光灯と同じくらい省電力です。また白熱電球の寿命は約2,000~3,000時間、電球型蛍光灯の寿命は約1.3万時間といわれていますが、LED電球は約4万時間も寿命がある商品が多いです。（※ただし商品によって異なる。）
寿命が長く消費電力が低いLED電球の利用は、電気代の節約に繋がります。
LED電球のデメリット
残念ながら、LED電球にはデメリットもあります。一番大きなデメリットは、白熱電球や蛍光灯に比べて本体価格が高いことです。白熱電球は数百円程度で購入できるのに対し、LED電球は1,000円以上必要になるモデルもあります。
とはいえLED電球の価格は年々低下する傾向にあり、通販サイトでは1,000円以下で購入できるLED電球もあります。LED電球の寿命は10年が目安といわれているので、長期間利用することを考えれば節電効果が高いでしょう。
LED電球のデメリットは年々薄くなっています。
会社・店舗におすすめの照明器具
「どのような照明器具がおすすめなのか知りたい」という人もいるでしょう。そこで以下では、会社で利用する際にオススメの照明器具をご紹介します。
会社・店舗におすすめの照明器具：ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具です。
他の照明と比べて目立たないので、電球の存在感を消したいときにオススメの照明器具です。またダウンライトは照明器具の真下を中心に照らすので、シーリングライトと比較して明るさにメリハリが生まれやすいこともポイントです。
会社・店舗におすすめの照明器具：シーリングライト
シーリングライトは天井に取り付けるタイプの照明器具です。
一般的に広く利用されている照明器具で、天井に引掛シーリングが既に設置されている場合は自分で取り替えできるケースが多いといったメリットがあります。
会社におすすめの照明器具：デスクライト
デスクライトは机に設置するタイプの照明器具です。デザイン性の高いモデルも多く、コンセントさえあればどこでも利用できるという手軽さが魅力的です。
机の上など、一部分を集中的に照らしたいときにオススメの照明です。
店舗におすすめの照明器具：フロアスタンド
フロアスタンドは床の上に置くタイプの照明器具です。
デスクライトと同じくデザイン性の高いモデルが多いですが、フロアスタンドは照明器具本体のサイズが大きいので、部屋全体の印象を大きく変えることができます。
店舗におすすめの照明器具：ペンダントライト
ペンダントライトは天井から吊り下げるタイプの照明器具です。
デザイン性が高く、小型でかわいいモデルが多いです。また天井から吊り下げるので、他の照明器具よりも存在感が高いのも特徴的です。
ダクトレールを設置すれば、レール上に設置した器具を自由に動かしたり、照明を複数台設置しておしゃれに魅せることが可能です。飲食店など雰囲気を重視している店舗では、ダクトレールをつけてペンダントライトを設置してみてはいかがでしょうか。
まとめ：照明は会社の雰囲気を大きく左右します
照明器具は本体のデザイン性はもちろん、光の強さや色合いによって部屋全体の印象を大きく左右する家電です。
「オフィスでより集中できる環境を作りたい」「リピートにつながるような、雰囲気の良い店舗を作りたい」と考えている人は、照明器具にもこだわってみてはいかがでしょうか。
オフィスや飲食店など、会社で利用する照明を購入する際は、機能性はもちろんデザイン性も重要です。デザイン性をより重視するのであれば、見た目にこだわったデザイナーズ照明を購入してみてはいかがでしょうか。
MotoMでは50年以上の歴史を持つ照明器具メーカー「オリンピア照明」の自社ブランドサイトとして、自信をもっておすすめできるデザイナーズ照明を多く取り扱っております。照明器具に関する様々なお役立ちコンテンツはもちろん、オンラインストアからは照明器具を手軽に購入できるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
会社で利用する照明器具を購入する際は、光の明るさや色合いはもちろん、デザイン性も重視して選んでみることをおすすめします。
