LEDで植物を栽培しよう! 照明の選び方やおすすめ商品をご紹介します

LED照明を使ったご家庭での植物栽培が、近年ちょっとしたブームになっていることをご存知でしょうか。おうち時間が増えたため室内で植物を栽培できるから、庭やベランダがなくても野菜やハーブを育てて楽しむことができるんですよ。

ここでは、なぜLEDの光で植物を育てられるのかとLEDを使った栽培に向いている植物、これから始めるにはどんな照明や栽培器を選べば良いのかなど、LED照明を使った植物栽培の基礎知識をお伝えしていきます。

日光が当たらなくてもいいの? LED照明で植物を栽培できる理由

植物は本来、太陽の光を葉に浴びて光合成をおこない、栄養を作って成長します。このため日当たりの良い場所ではすくすくと成長しやすいですが、日陰などではあまり成長しなかったり、枯れてしまったりしやすくなります。

こういった特徴から、植物を育てる際には日当たりの良い場所を確保する必要があると考えられてきました。屋内で植物を栽培するなら日当たりの良い窓辺に置いたり、日中はベランダなど屋外に出して日に当てたりといった世話をする必要があったのです。

しかし現代の住宅事情では、植物の栽培のために日当たりの良い場所を確保するのは難しいケースも多いですよね。日中は仕事や家事、子育てなどに忙しく、小まめに植物を置く位置を移動させるといった手間をかける余裕がないといった方も多いと思います。そのような場合に便利なのが、太陽光の代わりにLED照明を使う植物栽培です。

木製の水耕栽培器Akarin06

おうち時間を楽しめる木製の水耕栽培キット Akarina06 OMA06

水と液体肥料だけで植物を育てるので面倒な土づくりをする必要が無く、汚れる心配や難しい経験・知識も必要なく、畑や庭に行く手間や時間も削減できて楽ちん。土でお部屋が汚れる心配も虫が湧く心配も少なく、室内でも安心して育てることができるので初心者や忙しい人でも気軽に始めることができます。

「えっ、LEDが日光のかわりになるの?」と疑問に思われた方もいるかもしれませんね。不思議に思われるかもしれませんが、実は事業用の野菜栽培などにもLED照明は多く利用されているんですよ。

というのも、植物が光合成に使用するのは、太陽光の中でも私たちの目に見える「可視光線」の一部の波長であることがわかっています。 可視光線は波長の長さによって赤→橙→黄→緑→青→藍→紫と異なる色に見えますが、この中でも波長の長めの光(赤系の光)と、波長短めの光(青系の光)が植物の葉に吸収され、光合成に使われているのです。

LED照明とは、LEDすなわち発光ダイオードを使用した照明器具のことを言います。LEDには「赤色LED」「青色LED」などというように、さまざまな色を発光させることができるという特徴があります。このため、太陽光の中でも植物が光合成に使う波長の光を選んで効率よく当ててあげることができるのです。

水耕栽培器Akarina05

おうち時間をハーブや葉物野菜の水耕栽培で楽しむキット Akarina05

"「灯菜」は、お部屋で野菜を育むインテリアというコンセプトのもと、野菜・植物を育て愛でる楽しさ、緑を照らしインテリアアクセントとしての心地よいしつらえをご提案します。
ご自身で育てた野菜を使った手料理は、きっといつもと違う美味しさを感じていただけると思います。"

LEDで栽培できるのはどんな植物?

LED照明を利用した植物の栽培は、事業用の大規模なものから、個人で楽しむ家庭菜園のような小規模なものまでさまざまな場面で普及しています。具体的にどのような植物がLED照明で栽培されているのかをご紹介します。

植物工場でLED栽培されている植物

植物工場とは、温度や湿度、光などといった環境を制御した空間で植物を計画的に生産するための施設のことを言います。温室などで太陽光の利用を基本とする「太陽光利用型」と、人工光源を基本とする「完全制御型」の2つのタイプがあります。

完全制御型の植物工場では、光源としてLED照明が多く用いられています。従来使用されていた蛍光灯やナトリウムランプなどといった光源と比較して消費電力が少なく寿命も長いLED照明は、ランニングコストを抑えることに役立つためです。

太陽光利用型の植物工場は、基本的には太陽光を光源として利用しますが、曇りや雨の日などに光を補うためにLED照明が利用されています。

植物工場でLED照明を利用して栽培されている植物には、主に以下のようなものが挙げられます。

・レタス
・ほうれん草
・サンチュ
・ルッコラ
・モロヘイヤ
・パセリ
・春菊
・クレソン
・ミニトマト
・きゅうり
・なす

水耕栽培器Akarina01キラキラバージョン

スワロフスキーを散りばめたキラキラの水耕栽培キット

まあ〜るいコロンとしたデザインで人気のLED植物栽培器Akarina01のスワロフスキーがついたキラキラバージョン。和室でも洋室というテイストも気にせず、お好きな場所に置くだけでおしゃれでいやしの空間に変身させてくれます。

家庭でのLED水耕栽培に向いている植物

水耕栽培キットOMA15

LED照明を使った植物栽培は、植物工場のような事業的規模の施設だけのものではありません。近年は一般家庭においても、趣味やミニ家庭菜園としてLED照明を使った水耕栽培を始める人が増えています。

本格的な家庭菜園となると住宅環境やライフスタイルの制約が大きいですが、水耕栽培なら屋内のちょっとしたスペースで始められます。 LED照明を利用するのであれば、日当たりを気にする必要もありません。手間も少なく、現代のライフスタイルにも取り入れやすいのが人気の理由でしょう。

家庭でのLED水耕栽培に向いている植物には、以下のようなものが挙げられます。

・ルッコラ ・サニーレタス ・バジル ・サラダ菜
・クレソン ・しそ・ レジナトマト(※Akarina14、Akarina15では栽培できません。) ・イタリアンパセリ 
・ミント ・ブロッコリースプラウト ・カイワレ大根 ・小松菜  ・サボテン(タネからは栽培できません。) など

お部屋で楽しむ この字型 スタイリッシュな水耕栽培キット Akarina14 OMA14

お部屋で楽しむ この字型 スタイリッシュな水耕栽培キット Akarina14 OMA14

野菜栽培キット「灯菜」シリーズで一番コンパクトでうれしいと人気のAkarina14。自分へのご褒美、引っ越し祝い、ギフトとしてもたいへん喜ばれています。Akarina14のサイズは幅21×奥行10×高さ27.4cmというコンパクトサイズです。お部屋の小さなスペースで日光の代わりにLEDライトを照らして水耕栽培にてハーブ・レタス・サラダ菜や、またペットのネコやうさぎが喜ぶ植物(ネコ草・チモシーなど)も育てられます。また2個組み合わせてご使用していただいても素敵です。

植物栽培にはどんなLED照明を選べばいいの?

もともと植物を育てるのは好きだけど、住宅事情や忙しさを理由にあきらめていたという方は、LED照明を利用した植物栽培を検討してみてはいかがでしょうか?

ここからは、植物栽培に使うLED照明を選ぶ場合、どういった点に注目すれば良いのかについてご説明します。

植物栽培に適したLED照明の色は?

植物が光合成に使うのは、可視光線の中でも短波長の「青い光」と長波長の「赤い光」です。中間の緑~黄色の光はあまり吸収されないことがわかっています。LEDは単色発光が可能なので、色でいえば「赤色LED」と「青色LED」を組み合わせれば効率的だといえます。

とはいえ、一般的なLEDの色は白色ですよね。白い光というのは、赤・緑・青の「光の三原色」を混ぜ合わせることで表現している色なんです。つまり、普通の白い光のLED照明を使っても、光合成に必要な赤い光と青い光をしっかりと植物に当ててあげることができるというわけです。

家庭用のちょっとした栽培であれば、植物育成用ライトで白色タイプでも栽培することができます。

LED照明の照射範囲は植物に合わせて

LED照明は、大きさや形状などによって光が照らし出す範囲が変わってきます。植物栽培用のLED照明を選ぶなら、照射範囲にも注目しましょう。せっかくLED照明で植物を育てるのであれば、栽培中の植物にムラなく全体的に光を当てられるものが良いですね。光の当たり方が変わってくると、育ち方に差が出てしまいます。 小さな容器で栽培するなら小さめの照射範囲のLED照明、広い範囲を照らす必要があるなら広く照らせるLED照明を使ったり、複数のLED照明を使ったりと、植物や栽培容器の大きさや数に合わせて選ぶことをおすすめします。

デスクライトで植物栽培に使えるものも

サボテンやアロエなど鉢植えの多肉植物の元気がないときに光を当ててあげたり、サラダ菜を育てたりといった気軽な栽培をするなら、普通のLED照明としても植物栽培用としても使えるタイプのLED照明がおすすめ! 【LEDデスクスタンドライト MST01】は、シンプルでインテリア性の高いデスク用のライトですが、植物栽培にも使えるように作られています。ちょっとだけ植物を育ててみたいという方は、こうした製品を選ぶと良いですね。

室内で鉢植えのサボテンを育てるLEDデスクスタンドライト

手元を照らすことはもちろん、室内で水耕栽培も楽しめます。

LEDで植物を育てるなら水耕栽培がおすすめ

LED照明を使った植物栽培をご家庭で楽しむなら、屋内の小さなスペースさえあれば可能な水耕栽培がおすすめです。

水耕栽培なら土で部屋を汚してしまうことがありませんし、水やりなどの手間がかかりません。また、土を媒介として発生することの多い害虫や病気といったトラブルのリスクも低いです。殺虫剤などを使用せず栽培することができるので、収穫して食べるときにも安心ですね。

LED照明を利用する水耕栽培であれば、天気に左右されることなく栽培できますし、日当たりを気にして置き場所を考える必要もありません。栽培器を置けるスペースさえあれば、家の中のどこでも植物を育てることができるのです。※植物の種類、部屋の温度や環境によっては育てられない場合もございます。

家庭での水耕栽培が人気になるにつれ、一般向けの植物育成用ライトやLED照明付きの栽培器もさまざまな製品が販売されるようになりました。これから始めたいなと思われる方は、「どれを選んだらいいのだろう?」と迷ってしまうかもしれませんね。

これから室内で水耕栽培を始めてみようかなという方におすすめしたいのが、LED照明付き栽培器「Akarina(アカリーナ)」シリーズです。 Akarinaは空間との調和を意識して、デザインにこだわって作られたLED照明付き栽培器です。

Akarina01

先ほど、植物の光合成に必要なのは青い光と赤い光と説明しました。実際、植物工場などでは赤いライトと青いライトを使って野菜などが栽培されていますし、家庭用の植物育成ライトにも赤と青のものが多いです。

でも、自宅の一画に赤と青のライトが灯っていると想像すると、なんとも違和感がありませんか? ナチュラルな雰囲気のキッチンやリビングで、その一画だけなんだか人工的で怪しげな雰囲気になるというか、空間の中でどうにも浮いてしまうのは避けられませんよね。

Akarinaは、白い光でもしっかりと植物を育てられるように開発されました。このため、違和感なく部屋に溶け込みます。大きさやデザイン、カラーも豊富なので、部屋の雰囲気や置き場所の広さ、使い方などにぴったりなものを見つけられるはずです。

まとめ

LED照明を使った植物栽培の基礎知識として、LEDの光で植物が育つ理由や栽培に適した植物、照明選びのポイントやおすすめの栽培器などをご紹介させていただきました。

LED照明を使った水耕栽培は、少ない手間で植物栽培を楽しめるのでなにかと忙しい現代人にぴったりです。

室内に植物があれば癒されますし、野菜やハーブを育てるなら料理にも使えます。ご自宅での新たな楽しみの一つとして、植物栽培を始めてみてはいかがでしょうか。

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