「洗面所の照明をどのように選ぶべきか迷っている」という人もいるかと思います。洗面所は朝の身支度や化粧・髭剃りで利用することが多いです。また夜になると服を脱いだり歯を磨いたりする場所です。一日に二回以上利用する洗面所、快適に利用できるよう照明にこだわりたいもの。
本記事では洗面所に設置する照明(ライト)の選び方と、洗面所に設置できるおすすめの照明について紹介します。日々の身支度を快適にできるかどうかは、洗面所の照明に左右されると言っても過言ではありません。正しい照明の選び方を学び、気持ちよく洗面所を利用できるようにしてみませんか。
astro 鏡の上に設置するミラーライト 5灯・4灯
デザインと品質・こだわりを持ったイギリスのブランド〈Astro〉のミラーライト。クロームメッキの銅板に、電球を模したガラスグローブが等間隔で付いているシンプルで高級感あふれるデザイン。新築のパウダールームや、ご家庭の洗面台の照明としてお使いいただけます。メイクのときに使うとまるで女優のような気分を味わうことができます。
税込 66,550円
洗面所の照明選びはなぜ大切なのか
まずは「なぜ洗面所の照明選びが大切なのか」について紹介します。
照明といっても、電球によって明るさや色合いは異なります。明るさや色合いが利用目的に合致していないと、洗面所は使いにくいモノとなってしまいます。よって、洗面所の用途に合った照明を選ぶことは大切です。
まずは照明の種類と役割について紹介します。
洗面所と洗面台では照明の役割が異なるから
家庭用の照明として利用される「照明の色」は、主に下記の3種類です。
1.電球色 2.白色 3.昼光色
洗面所の照明には電球色、洗面台の照明には白色をおすすめします。以下ではその理由と、各照明の色の役割について紹介します。
側面スイッチがついたミラーライト
鏡面にLEDライトが埋め込まれたミラーライトで、鏡の側面に近接スイッチが付いたタイプです。薄型でスタイリッシュなデザインが特徴で、ホテル・レストラン・エステ・ジムのパウダールームなどを気品のある空間に演出します。近接スイッチが搭載されていて直接触れなくても点灯と消灯ができます。また、設置するスペースに合わせて、ひと回り小さいサイズもございます。
税込 110,000円
電球色の役割
電球色(でんきゅうしょく)は温かみのある、オレンジ色のような暖色系の明かりです。寝室の照明として使われることが多く、リラックスした空間を作り出せます。
上述した通り、電球色は洗面所の照明におすすめです。なぜかというと、洗面所は安らぎや安心感が求められる空間だからです。
お風呂から出た後や寝る前の歯磨きで洗面所を利用する人は多いでしょう。「これから就寝する」「お風呂でリラックスした」このような人に対して安心感を与える電球色は、洗面所の照明に向いています。
白色の役割
白色(はくしょく)は白くすっきりした明るさを持つ明かりです。リビングや各部屋など、家の中で最も多く利用されている照明だと思われます。白色は太陽に近い、自然な明るさを持つ照明です。よって、洗面台の照明としておすすめです。
洗面台の照明を利用する時は「化粧をする」「髭を剃る」「歯を磨く」など、化粧台の鏡に集中しているシーンが多いです。自然な明るさで光る白色の照明なら、自分の顔や身体をナチュラルな状態で確認することができます。
メイクの仕上げをしっかり確認したり髭を剃り残したりしないように、洗面台の照明には白色の照明をおすすめします。
〔曇り止めヒーター有り・無し〕 調色・調光付き ミラーライト タッチスイッチ MBK010-TO MBK011-TO MBK012-TO MBK013-TO
日常生活に必要不可欠な鏡。朝起きて顔を洗う時や歯磨きをする時、お出かけ前のメイクやヘアスタイルのチェックなど、年齢や性別は関係なく誰しもが日常生活に当たり前のように取り入れている鏡。その鏡を効果的に使用するために灯りと同時に使用することが多いです。鏡が設置されている場所にもよりますが照明を合わせて使うことでより自分に近い姿を映すことができます。空間に合わせて大きさを選べます。
昼光色の役割
昼光色(ちゅうこうしょく)は紹介した3つの照明の中で、最も明るい色合いの明かりです。白く青みがかった照明は、脳を覚醒させ集中力を高める効果があると言われています。
残念ながら、洗面所の照明として昼光色はあまりおすすめできません。洗面所に設置するには明るすぎるため、たとえば「歯を磨いて寝るだけ」といったシーンで洗面所を利用すると、脳が覚醒してしまいます。
また洗面台にも昼光色はおすすめできません。昼光色は明かりが強いため、長時間利用すると目が疲れやすくなるという特徴があるからです。身だしなみを確認するなら、白色の明るさで十分対応できます。
ただし昼光色は勉強部屋や作業台など、集中したい場所に設置すると集中力向上効果が期待できます。洗面所には不向きですが、こうした活用方法があることも覚えておくと良いでしょう。
洗面所の照明は身だしなみに影響する?
洗面所の照明は、身だしなみに影響しやすいです。
例えば洗面所の照明をすべて電球色にした場合、洗面所でチェックした身だしなみの印象と、実際の印象が異なるリスクがあります。電球色はオレンジ色のリラックスできる照明ですが、身だしなみのチェックには向いていません。
身だしなみを整えるときは、自然な光である白色のライトを利用することをおすすめします。そのために、洗面台の照明は白色に対応したライトの設置をおすすめします。
拡大率3倍で見やすい! ライト付き拡大鏡 GBK023
ライト付きで顔の影が気になりにくい、3倍の拡大鏡。メインの鏡だけでは、髭を剃る時、アイメイク時、コンタクトを装着する時など、鏡に顔をわざわざ近づけなければならなく、見にくく不便に思うことがあります。この拡大鏡を設置すると、顔の近くに鏡を引き寄せて見ることができるので、見やすく作業がしやすいです。
税込 44,660円
洗面所の照明のおすすめ
以下では洗面所および洗面台におすすめの照明について紹介します。
洗面所の照明おすすめ1:ミラーライト
ミラーライトとは、洗面台などで利用される照明付き鏡のこと、また鏡の上や左右に設置する照明のこともいいます。鏡に映る人物をしっかり照らすため、身だしなみを整えるときに重宝する照明です。
丸型ミラーライト
優しく落ち着いた雰囲気を作りたいなら、丸型ミラーライト(MBK015-W)がおすすめです。ミラーが丸いため尖った印象がなく、洗面所全体をリラックスできる場所にできるでしょう。
またミラーの縁には前面光タイプのLED一体型ライトを搭載しています。身だしなみを整えるときも、LEDライトが身体全体をはっきりと照らしてくれます。優しい印象と実用性を兼ね備えているのが、丸型ミラーライトの特徴です。
丸型の女優ミラーMBK015 LED一体型ミラーライト 洗面室 メイクルーム 店舗 ホテル
円形の鏡周りにLEDライトが埋め込まれたフラットな直径50cmのミラーライトMBK015-W 。飲食店・ホテルなどの洗面室、化粧台、パウダールーム、トイレなどを優しい雰囲気に演出するのにぴったりなデザインです。
間接光ミラーライト
柔らかい雰囲気のある空間を作るなら、間接光ミラーライト(MBK018-W)がおすすめです。ミラーの背面からライトを照射して一度壁に当てた光が部屋全体に広がるので、落ち着いた品格のある雰囲気を醸し出せます。
光が直接当たらないので眩しすぎないのがポイントです。リラックスした雰囲気を出しつつ、体全体を自然にはっきりと照らすことができます。
鏡の背面の光でほんのり照らす間接光ミラーライト MBK017 MBK018
LEDライトとミラーが一体化したミラーライト。薄型でスタイリッシュなデザインが特徴です。ホテル・レストラン・エステ・ジムのパウダールームなどを上品な雰囲気のお部屋に仕上げます。玄関ホールや居間でも使用可能です。近接スイッチが搭載されているので、直接触れなくても点灯と消灯ができて、鏡面を汚さず操作できます。
曇り止めヒーター付きミラーライト
洗面所は浴室と直結しており、湿気の溜まりやすい場所です。ミラーが曇り、不自由することもあるでしょう。
ミラーが曇るのを防ぐのであれば、曇り止めヒーター付きミラーライト(MBK013−W)がおすすめです。内蔵されているヒーターがミラー表面の曇りを抑え、湿気の多い空間でも快適にミラーを利用できます。
デザイン性の高いミラーライト
身だしなみを整える洗面所だからこそ、オシャレな空間作りを意識したい人もいるでしょう。高級感のある洗面所を作りたいなら、デザイン性の高いミラーライトを利用してみませんか。
ミラーの横に設置するクロームメッキミラーライト(GBK005M)は、高級感のあるミラーライトです。お気に入りの服を選んだり化粧をするといった作業はワクワクするもの。ミラーライトもスタイリッシュなモデルを購入し、身だしなみを整える時も気分を高めていきませんか。
ホテルライクな空間に! 鏡の横に設置するミラーライト
縦向きでも横向きでも設置可能で、注文住宅やホテルのパウダールームの鏡にぴったりです。クロームメッキカラーのミラーライトは輝くような光沢が出てスタイリッシュな雰囲気を作り出します。また、クロームメッキは耐食性があるので湿気のある場所で使ってもさびることが少なく、傷も付きにくいので美しさが持続します。
洗面所の照明おすすめ2:ライト付き拡大鏡
「顔の一部を拡大してチェックしたい」と考えている人もいるかと思います。そんな人は「ライト付き拡大鏡」を検討してみませんか。
ライト付き拡大鏡(GBK023)は拡大倍率3倍に対応し、奥行が最大415mmもあります。バックライトと伸縮アーム付きのミラーライトで「顔を拡大して入念にチェックしたい」という人におすすめの鏡です。
ただし「身体全体を映す」といった用途には向かないため、ミラーライトの補助的に利用するのがおすすめです。
照明付き拡大鏡 GBK023 四角 拡大率3倍で見やすい 要施工
ライト付きで顔の影が気になりにくい、3倍の拡大鏡洗面台の鏡横に補助ミラーとして設置できるライト付き角形の拡大鏡。顔の近くに鏡を引き寄せて見ることができるので、見やすく作業がしやすいです。さらに3倍に映せてライト付きなので、目・鼻・口元などの影が気になりにくくまぶしくありません。
洗面所の照明おすすめ3:ダウンライト
ダウンライトは洗面所全体を照らす照明としておすすめです。
ダウンライトの色合いは、明るすぎない色合いの「電球色」に対応しているかどうかがポイントです。照明の色合いを表す単位は「色温度:K(ケルビン)」で、多くの電球色の色温度は約3000K前後です。洗面所のダウンライトを選ぶときは、色温度(K)に注目することをおすすめします。
色温度が低いとオレンジ色の優しい色合いになるので、就寝前に照明をつけても目が覚めにくいというメリットがあります。
洗面所の照明を選ぶポイント
洗面所の照明を選ぶときに注意すべきポイントについてご紹介します。
カバー付きの照明がおすすめ
洗面所の照明を選ぶときは、樹脂カバーなどで電球が覆われているモデルをおすすめします。
浴室ほどではないにせよ、洗面所は湿気が溜まりやすい場所です。湿気の影響を受けて故障したり、ライトの寿命が縮んだり、最悪の場合は漏電して火事の原因になる可能性もゼロではありません。
洗面所の照明は湿気の影響を受けにくい、樹脂もしくはガラスなどのカバーで覆われたライトをおすすめします。
手入れしやすい照明がおすすめ
オシャレな照明を選ぶのも良いですが、お手入れのしやすさという観点から洗面所の照明を選んだ方が実用的です。
洗面所の照明は毎日利用するもの。長年利用すれば当然電球は劣化しますし、カバーの内側にホコリが溜まることもあります。照明の劣化は明るさに影響しますし、ホコリが溜まるとショートしたり電気代が余計にかかるなどのデメリットも起こりえます。
長きにわたって洗面所を快適に利用したいなら、カバーやライトを外しやすい照明をおすすめします。
まとめ:洗面所の照明にはこだわろう
普段の生活で、洗面所の照明について悩む機会は多くないと思います。見た目の良さで選んだり、価格で選んだり、何となく選んだりする人もいるでしょう。
ほとんどの人にとって、洗面所の照明を選択する機会は「家を建てるとき」と「家をリフォームするとき」の2回です。この2回の決断で、後のマイホームライフの快適さが左右されるのです。
長く住み続けるほど、照明の明るさや色合いは気になるもの。取り付けた後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、この機会に真剣に洗面所の照明選びをしてみませんか。