以前、灯菜を使って水耕栽培したスプラウトニンニクの続編です。
今回は調理方法と食べた感想を紹介します。
まず、スプラウトニンニクって何?栽培方法が知りたい!という方はこちらをご覧ください。
「スプラウト」とは簡単に説明すると、野菜の種や豆を水耕栽培などで発芽させた新芽のこと。種や豆の状態では存在しなかった栄養が、発芽する過程で新たに作り出されるということで注目されている食材です。スプラウト野菜で有名なのはカイワレ大根やブロッコリースプラウトなど・・一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
スプラウトニンニクはその名の通りにんにくを発芽させた、知る人ぞ知る!(私的)万能食材です。
世間一般でのスプラウトニンニクのイメージや評判は「簡単」「美味しい」「栄養たっぷり」と言った声が大多数。
本当に「簡単」で「美味しい」のか・・・料理が苦手で、ニンニクチューブ以外でにんにくを知らない、食べたことも見たこともない私が調理に挑戦します。
さて本題になる調理方法ですが、さっそく師匠のもとへ・・・
「突撃!スプラウトニンニク調理して!」企画を勝手に決行!
いきなり、なぜかって?それは少しでも敵(にんにく)の情報を知らなければ戦う(調理する)ことは不可能!触ったことがない私でもできるように少しでも難易度を下げるため、まずは確実に美味しくなる調理方法を探ることが重要、敵情視察と洒落込みます。
~師匠のスプラウトニンニク簡単クッキング~
(1)スプラウトニンニクを洗い、水気をよく切ります
(2)魚を焼くグリルにアルミホイルを敷いてスプラウトニンニクを並べます。スプラウトニンニクだけだと味気ないので新潟名産、とちおの油揚げとのコラボレーションの写真になっています。
(3)塩こしょうとオリーブオイルをちょい足しで軽く味付け。オリーブオイルを足すことで白い鱗片部分がコーティングされ、焼いた後にシワになりにくいそうです。
(4)グリルにIN!焼き具合はいい感じに焦げ目がついて、にんにくの根っこがチョリチョリになったらOKです!
(5)お皿に盛り付けて完成です。
要約すると「洗って→並べて→味付けして→焼く」、包丁を使わずに済むことが私的にはかなりポイントが高いです、洗い物が少なくて済むことも主婦には高評価◎。料理が苦手な私でも完璧にこなせそうな工程内容で見ている分には簡単です。
私は翌日ににおいが響かないという一文が信じられず少なめに挑戦します。
グリルの代わりにオーブンやトースターでも代用できるとのこと。さっそく師匠に教えてもらった手順通りに進めていきます。
〈ワンポイント〉味付けには胡椒からのマヨネーズもおすすめ!との情報を得ましたので追加します、つけるだけなので誰でもできますね。
いざ、焼いてみると思わぬ問題が発生!
それは・・・焼いている最中にトースターを中心に周囲に漂う香りが食欲を刺激し、耐えがたい空腹感が!翌日のにおいなどどうでもいいから食べたい!!!と、脳を揺さぶる感覚を体感しました。(※あまりにお腹が空いているときに焼いてしまうと拷問に近い仕打ち(笑)を受けるので注意しましょう。)
なんとか食欲をこらえてお皿へ移動・・・写真をパシャリ。
映えない写真でごめんなさい(笑)そんなことを考えられないくらい刺激的な匂いをお持ちの方です。熱々のうちに実食します。実がホクホクで甘みと旨味で味も濃く、めちゃめちゃビールやワインのおつまみにあう美味しさ・・・一瞬でお腹の中に消えてしまいました。
〈結果〉料理が苦手な私でもなんなく調理でき、また失敗することがなく家にあるもので簡単に美味しくできあがった万能食材です。まさしく「簡単」で「美味しい」評判通りのスプラウトニンニクの証明になりました。
そして肝心な翌日の匂い・・・家族に聞いたところ匂いが気にならないとのことで食べたことにとても驚かれました。匂いが翌日に残らないことも実証でき、女性でも次の日の予定を気にせず食べることができる安心食材です。
こんな利点だらけのスプラウトニンニクが流行っていないこと、またこの美味しさを知らなかった自分に驚きです。この美味しさを知る機会をくれたことに感謝です。
灯菜を使って自分で育てたことも美味しさに一味を加えたのかもしれません。
ぜひ、灯菜を使って育てる楽しさと食べる喜びを味わえるスプラウトニンニク、みなさんにおすすめします!